雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

比較明合成もやってみました。

2012年12月17日 | 天体写真(流星群・星野写真)
前の記事「流星群は脇役?」で、あえて流星群写真の定番の
比較明”合成を、画質の向上が期待できないとの理由で拒否し、
睡眠不足なのに2日もかけて難解な合成方法を模索しました。
体調が回復した今、冷静な頭で考えると
 (1).流星の写真の画像処理は今回が初めて。
 (2)."比較明”合成で画質の低下は机上での推測。
 (3).前回記事での合成方法は客観性が損なわれる。
という反省から、”比較明”合成も試してみる事にしました。
・・・・・・・・・・2012/12/14 00h56m以降の流星の写っている画像6枚を”比較明”合成
画質は確かに暗い星雲を浮かび上がらせるという点では、
前回の合成方法には及びませんが、思ったほどザラつくわけでもなく、
十分実用に耐える画質です。(画質低下は、思い込みだったようです。)
残念ながら、拡大しても35%縮小の画像ではかすかな流星は
確認できませんので原寸大のものを左から順に表示します。


今回の流星画像は明らかな露光不足で、これは冬の星座たちの画質を
を落とさないため、使用レンズF2.8の開放では無く、F4.0に絞りこんだためです。
瞬間的に流れる流星を明るく写すには、露光時間ではなく、
明るい絞りと高いISO感度の設定がポイントとなります。
次回、機会があれば流星にポイントを置いた撮影にチャレンジして
みたいと思います。
今回はほぼ1ヶ月ぶりに訪れた撮影の機会だったため、
他にも何ショットか撮影しました。
そのうちの、シリウス周辺を撮ったもの

2012/12/14 02h54~ 3分×6枚 TAMRON 17-50mmF2.8(f=45mm F4.0) EOSKissDX(FIL改)
氷点下の冷え込みで、レンズ表面についた氷の皮膜で、シリウスにフレアが
発生しています。
他にも、オリオン座を中心に広角で撮った2分×32枚画像があったため、
『魔女の横顔星雲』が画像処理で浮かび上がるかどうかやってみたのですが、
無理でした。
原因は、かなり暗い星雲のようで露光2分は短すぎ、広角f=17mmでは解像不足
といったところです。
次回、晴れる事があれば最優先で挑戦してみたい星雲です。

==============================================================
みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
コンテストでは無く、展覧会 です。
応募お待ちしています。
ただ今「みんなの宇宙(そら)」写真館オープンに向け奮闘中!
是非、作品応募と、励ましの1クリックを。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

==============================================================



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ