雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

コーン星雲付近 (いっかくじゅう座)

2014年02月01日 | 天体写真(星雲・星団)
初撮りできた23日夜、最後に撮った
いっかくじゅう座のコーン星雲付近です。
撮影DATA: 2014/ 1/24am 00:39’~ VixenR200SS(f=800mm F4)バーダーMPCCⅢ
露出 5分×18枚 コンポジット Cooled 60D (気温-3℃ 冷却オフ) ISO 1600 LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7
コーン星雲は画像左下の柱の様に盛り上がった暗黒星雲をいうのですが、
わたしはその形が”とうもろこし”に似ているからだと思っていたのですが、
円錐形の意味のコーンからだそうです。
青い星の群れを含めて、逆さに見るとクリスマスツリーに見える事から、
星の群れをクリスマスツリー星団と呼んでいます。

今回は透明度の悪さをカバーするため、画像処理を強めに行いました。
その結果、ゴミによるかげが目立ってしまいました。
補正前の画像
今回は背景に淡いガス星雲があるため、FlatAideを使わずに、
RGBに分解した画像をそれぞれ手補正したのち、再結合しています。
その結果、完成画像ではドーナツ形の影が目立たなくなっています。


撮影中のおりおんショットです。
沈むオリオン、左の輝星はおおいぬ座のシリウス。

西に傾いたぎょしゃ座が見えています。

湿度 99% -4℃ の雪国の夜、鏡筒の内側も凍っています。

撮影される方のためのガイド星図22時です。
( 画像クリックで拡大したものを保存して、A4×2枚印刷 )

==========================================
撮影中の写真にも写っているのですが、
親亀子亀方式でもまだガイド流れが残るため、
たわみ防止のため、鏡筒に補強用のバンドを巻いています。
(桶のタガみたいに締め付けて、カメラ接続によるたわみを防ぐ。)
別途、その効果があったのかどうか検証してみます。

雲上くもがみ
ブログランキング参加しています。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ ←ポチッとおねがいします。
にほんブログ村

==========================================

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ