雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

フラットぐらい撮らせてよ。

2014年02月12日 | 機材
前回記事で、R200SS鏡筒での撮影時に下端に大きなカゲリが出るのは
昨年2月からコマコレクタを替えたせいでは無いかと推測しました。
そこでフラット画像を撮って比較しようという事になったのですが・・
(注)フラット画像・・光学器材の特性で周辺部が暗くなったりするのですが、あらかじめ均一な
明るさのものを撮影しておいて、画像処理の際にそれで逆補正をかけようというものです。
わたしのフラット撮影は昼間、鏡筒の先端をスーパーの袋で覆い、空に向けて
シャッターを切るだけなのですが、連日雪が舞って撮る事ができません。
そこで、スーパーの袋に替わるものがないかホームセンターに出かけました。
均一に光を拡散させてくれそうで、かなり光を遮るので多少の雲のムラも大丈夫では。(価格は680円)
さっそく作ってみました。工具はハサミだけ。
( 記入した番号は素材が均質でない事も想定し、撮影時に角度を変えて撮影するためのもの。)
左はこれまで使っていたスーパーの袋を重ねて作ったもの。(これまでフラットはおざなりでした。)
材料が余ったので、ついでにサンニッパ・ヨンニッパ用のものも作りました。
左がNFD400mmF2.8、右がNFD300mmF2.8 (いずれも露除けフードを兼ねた手製絞りF4付き)

フラット用の前面パネルはできたのですが、まだ天気の方が・・
しびれを切らせて、2階まで機材を運び上げて、室内から撮る事にしました。
鏡筒前面に作成したパネルをかぶせ、室内から空に向けて雪雲を撮ります。
問題は、星が見えない中でどうやって∞のピント位置を出すかなのですが、
ライブビューで遠くの木立にピントを合わせたあと、もう少しだけ遠めに・・(いいかげん!)

今回は2つのコマコレクタ(ビクセンコマコレクタ3 VS バーダーMPCC MarkⅢ)の比較と、
今後のフラット処理に使える様、できるだけ枚数多くコンポジットする。
更に反射鏡筒の場合、斜鏡もからんでカメラの取り付け位置も影響するので、
 
撮影時は北の方角を合わせるのですが、タテとヨコの2パターンのフラットも撮影。
加えて、適正露光が良くわからないので3段階の露光で撮影しました。
その結果、撮影枚数は400枚近くになりました。
そんなわけで、まだフラット画像が完成していません。
2つのコマコレクタの比較は次回になります。

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まだ途中ですが、一部完成したフラット画像を試してみたのですが、
思うような成果が出てくれません。
フラットは良くわかりません。

雲上くもがみ
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コメント (2)
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