雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

2月に撮れたのは、ばら(星雲) 一輪だけ?

2014年02月26日 | 天体写真(星雲・星団)
先月29日に撮影して、それ以降ずっと星を見ていませんでした。
代わりに新フラット画像と称して、ゆき雲を千枚以上も撮りました。
そんな24日夜、めずらしく夜半前は雲が無いという予報だったので、
昼間から設置場所の除雪をして夜を待ちました。
この夜は結局22時過ぎには撤収となったのですが、
ほぼ一ヶ月ぶりに撮影する事ができました。
GPV気象予報では今月はもう晴れそうにないので、たぶん2月はこのタイトルだけ。

積雪はずいぶん減りましたが、空はまだすっきりしません。
じきに曇りそうな予報だったので、南中過ぎのばら星雲を狙いました。

ばら星雲 (いっかくじゅう座)  (ノートリミング画像)
撮影DATA: 2014/ 2/24 20:31’~ VixenR200SS(f=800mm F4) Vixenコマコレクター3
露出 5分×12枚 10分×3枚 コンポジット Cooled 60D (最低気温-1.5℃ 冷却オフ) ISO 1600 LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7 CanonDPP
ほぼ1年ぶりに純正のコマコレクターを使いました。
既にケラレによる問題は新フラット処理で解決できたのですが、
コマコレクター3用のフラット画像も撮影済みだったので、検証用に使ってみました。
後半10分露光に変更したのですが6枚の内3枚は薄雲でにじみ、
コンポジットには使えませんでした。

他にもう1枚、コンポジットから除外したものがあります。
5分露光2枚目の画像なのですが、光跡がきれいに東西方向に移動しています。
(写っていたのはこの1枚だけなので進行方向は不明)
光度が変わっている事から「イリジウム衛星」かと思ったのですが、
方向がちがいます。(イリジウム衛星なら南北方向に近いはず)
天の赤道付近なので静止衛星が良く写るのですが、
R200SSの画角(横1.6度)から計算すると5分で画面を横切る事はできないはず。
もっとも星の数ほど人工衛星はあり、球体でもない限りは変光しない方がめずらしいと考えれば
どうってことないさ” ですね。(カメラの時計では露光開始20時39分頃)

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2月がまだ終わったわけでもないのに、こんなタイトル。
でもきっと当たってます。(外れてもいいんですよ。)
この「ばら星雲」、いつもリアルな「ドクロ星雲」に見えて困ってます。
雲上くもがみ
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コメント (4)
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