雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M1 かに星雲(960年前の超新星残骸)

2014年02月02日 | 天体写真(星雲・星団)
今年は1月23日にやっと初撮りができた後、
幸運にも27日も晴れてくれました。
その時撮ったM82に出現した超新星(2014J)は既にお見せしましたが、
その前に別の超新星、正確には960年前に出現した超新星の残骸
おうし座のかに星雲も撮っています。
昨年も1月31日にエクステンダーで拡大撮影していますので、
今年も思い切り拡大撮影して去年の画像とコンポジットしました。
これで総露光時間が3時間を越えました。
撮影DATA: 2014/ 1/27 21:03’~ VixenR200SS+純正エクステンダー(合成f=1500mm F7.5)バーダーMPCCⅢ
露出 10分×8枚+5分 昨年画像10分×10枚 コンポジット Cooled 60D (気温-3℃ 冷却オフ) ISO 1600 LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7 FlatAide
星雲のクロ-ズアップです。
元となった昨年の画像と今年の画像は、撮影鏡筒はR200SS+純正エクステンダーは同じですが、
コマコレクタが昨年はVixenコマコレクタ3だったため、コンポジットにあたっては
微妙にサイズ調整を行ってから重ね合わせています。

コンポジット前の各画像を比較すると。
(クリックで全体画像を表示)
2013年1月31日 透明度 /(5段階評価)
露光時間 10分×10枚
昨年1月はガイド鏡をプレートに並列に載せていました。

2014年1月27日 透明度.5/(5段階評価)
露光時間 10分×8枚 5分×1枚
透明度が悪かったため、昨年より星が滲んで、ふくらんでいますが、
親亀子亀方式+鏡筒補強バンドの効果か流れは減少しています。
親亀子亀方式の効果は検証済みですが、鏡筒補強バンドの効果はまだデータ不足です。

撮影中のおりおんショットです。(気温-3.5℃湿度90%)
真上をななめに横切っているのは電線です。
純正エクステンダー撮影は、カメラ重量が鏡筒にかなりの負荷をかける事がわかります。

撮影される方のためのガイド星図22時です。
( 画像クリックで拡大したものを保存して、A4×2枚印刷 )

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先日、長年のガイドルーズの原因もわかったようだし、
思い切ってミラーでも洗ってみようかな。

雲上くもがみ
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