4月初めに産業カウンセラーのK先生にお会いしたとき、加島造さんの老子に関する著作を紹介していただいた。
4月は、区の図書館に通って、何冊か加島さんの著作を読んで過ごした。
今日は、リクエストしていた『ほっとする老子のことば』を借りて読んでいる。
老子は、若い頃、一度は読んだが、歯が立たず退散した覚えがある。
再度、加島さんの英語からの翻訳による老子を読んでいるのだが、なかなか面白い。
分かる分からないは別にして、若い頃、いろいろ経験しておくのは良いことだと思う。
若い頃、一度でもノックしておくと、年長になっての再ノックもまた楽しく思える。
『ほっとする老子のことば』には、こんなことばが並んでいる。
美しいと汚いとは、
別々にあるんじゃあない。
美しいものは
汚いものがあるから
美しいと呼ばれるんだ。
すべてのものは
陰を背に負い
陽を胸に抱いているのであり
そしてそのふたつが
中心で解けあうところに
大きな調和とバランスがあるのだ。
等々。
ぜひ、加島さんの著作を尋ねてみてください。