法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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無我

2007年05月23日 23時30分16秒 | 日乗
今日は、豪華にランチを摂った。(写真)
時々立ち寄る、JR小●駅から5分、蔵前通りに面している「舟●」の「お刺身天ぷら御膳」1250円である。
私の自宅近くの、トンカツ屋さんのご子息のお店である。
トンカツ・ふぐ料理・日本料理のお店である。
若いご夫妻が一生懸命取り組んでいる気持ちの良いお店である。

ところで、今日は、昼食後、久しぶりにダイビングの練習をした。
6時からは、夜学で、原始仏教「無我」の講義を聴いた。

中村元の仏教語大辞典によると以下の通りである。
「無我とはパーリ語聖典において、無我の原語anatannである。この語には、(我ならざること)という意味と、(我を有せざる)という二義が存する。初期の仏教では、(アートマン“我”存在しない)とは説いてない。もとは(我執を離れる)の意であり、ウバニシャッドの哲学がアートマンを実体視しているのに対して、仏教はこのようような見解を拒否したのである」と。

この無我の考えを土台にして、実践的・臨床的に自己の有り様をプレゼンテーションしたのが仏教であるとのことであった。

私としては、パーソナリティー理論を深める意味からも、原始仏典を勉強したくなっていることを記しておきたい。
コメント
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