写真:竹熊宣孝著『田舎一揆』地湧社
予約してあった二冊が届いたとのことで近くの図書館に出かけた。
◆竹熊宣孝著『田舎一揆』地湧社 1989年7月初版発行
◆島尾伸三著『東京~奄美 損なわれた時を求めて』河出書房新社
2004年3月初版出版
竹熊さんのことは、12月2日のブログに書いたことであるが、食農教育に取り組まれているお医者さんです。
本書の『はしがき』から抜粋
地球規模の環境破壊はますます進み、人間の生命力は弱ってきている。これは経済ではいかにしてもk、その償いはできないだろう。どんなに科学が発展し工業を盛んにしたって、環境というのは簡単に元にもどらない。この危機に瀕した地球、そして人間の命を守ることができるのは、医者でも政治家でもない。ましてや軍隊なのではない。それは、“いのち”の視点に立った農業を盛んにすることである。農業は食べ物を作り、緑を作る。きれいな水や空気も作っている。土も生物を増やすことによって生きてくる。そして命が甦ってくる。