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竹熊宣孝著『田舎一揆』

2008年12月08日 23時48分19秒 | 日乗

写真:竹熊宣孝著『田舎一揆』地湧社

予約してあった二冊が届いたとのことで近くの図書館に出かけた。

◆竹熊宣孝著『田舎一揆』地湧社 1989年7月初版発行

◆島尾伸三著『東京~奄美 損なわれた時を求めて』河出書房新社
                                   2004年3月初版出版

 

竹熊さんのことは、12月2日のブログに書いたことであるが、食農教育に取り組まれているお医者さんです。

本書の『はしがき』から抜粋
地球規模の環境破壊はますます進み、人間の生命力は弱ってきている。これは経済ではいかにしてもk、その償いはできないだろう。どんなに科学が発展し工業を盛んにしたって、環境というのは簡単に元にもどらない。この危機に瀕した地球、そして人間の命を守ることができるのは、医者でも政治家でもない。ましてや軍隊なのではない。それは、“いのち”の視点に立った農業を盛んにすることである。農業は食べ物を作り、緑を作る。きれいな水や空気も作っている。土も生物を増やすことによって生きてくる。そして命が甦ってくる。

 

 

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ノーベル賞:益川さん日本語で講演

2008年12月08日 23時12分36秒 | 日乗

ノーベル賞を受賞した益川さんが、日本語で記念講演をしたそうだ。
素晴らしいことだと思う。
自国語で講演して、何の問題はない。
同時通訳もあるし、プロジェクターで英文を写してもいいし…。コミュニケーションの方法はいくらでもある。

日本の公立学校での英語教育は、何か変ですね。
国際理解教育の一環なら、フランス語もドイツ語もスペイン語も…それこそ選択制で勉強をさせれば良い。
もっと言えば、お隣のお国の韓国語・中国語を勉強する子がいても良い。

それなのに、英語教育だけとは…。

実は、私は長い間、教育現場でお世話になった一人だが、私の同僚のほとんどが、公立学校の英語教育に反対であった。それなのに…不思議ですね文部科学省は…。
大体、文部科学省は、間違いが多いですよね。
例えば、ゆとり教育もそうでした。私の回りの同僚はほとんどが反対でした。

文科省は、我が日本国を、アメリカのハワイ州の次の州にするつもりかな…とも思います。

この頃の政治・経済の体たらく、理不尽な事件・事故を思うにつけ、もう一度50年計画で国作りをすることが大事だと考えます。

その第一歩は、《国語教育》であります。
しっかりと、古典が読める国民の育成でしょう。
古典が読めるようになって、その後、外国語の習得でしょう…。

近い将来、日本語も未熟・英語も未熟な、外側は日本人だが不思議な無国籍日本人が増大するのではと心配になります。

益川さんが帰国しましたら、文科大臣になってもらいたいものです。

 

 

 

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