先日、中央図書館新刊コーナーで次の一冊を手にした。
『酒と本があれば、人生何とかやっていける (本に遇う)』
河谷史夫著 彩流社
9月26日のブログで、本書の中から、米内光政の読書論と中江丑吉の読書論を【落穂拾い】して更新した。
返却のついでに、もう一冊借りてきた。
『何度読んでも、いい話 人が人と出会う運命』
河谷史夫著 亜紀書房
両者共に、書名がイイですね。
私などは、このような書名には、即に引っ掛かります。
『何度読んでも、いい話 人が人と出会う運命』の弐章は、
映画監督小津安二郎の世界を歩いた内容。
その中の一節の題名が「変わらないのが新しい」であります。
「パクリとか「いただき」というのは映画の世界では日常茶飯事である。人様の作品のこれはというのを盗む、といって悪ければまねである。小津安二郎も若いころハリウッドを大いにまねたものである。(略)小津ほど確信的な自己模倣家はいなかった。“変わらないことが新しいこと”」と、河谷による小津評である。
本書の内容・小津とは離れてしまいますが、最近の激動の世の変化に落ちこぼれている私などは、「変わらないのが新しい」というこんな言葉に飛びつきたくなります。。。
明日、ツタヤに出かけましょう。
若い頃に数本だけ見た覚えのある、ローポジションの小津作品を借りてきます。
『酒と本があれば、人生何とかやっていける (本に遇う)』
河谷史夫著 彩流社
9月26日のブログで、本書の中から、米内光政の読書論と中江丑吉の読書論を【落穂拾い】して更新した。
返却のついでに、もう一冊借りてきた。
『何度読んでも、いい話 人が人と出会う運命』
河谷史夫著 亜紀書房
両者共に、書名がイイですね。
私などは、このような書名には、即に引っ掛かります。
『何度読んでも、いい話 人が人と出会う運命』の弐章は、
映画監督小津安二郎の世界を歩いた内容。
その中の一節の題名が「変わらないのが新しい」であります。
「パクリとか「いただき」というのは映画の世界では日常茶飯事である。人様の作品のこれはというのを盗む、といって悪ければまねである。小津安二郎も若いころハリウッドを大いにまねたものである。(略)小津ほど確信的な自己模倣家はいなかった。“変わらないことが新しいこと”」と、河谷による小津評である。
本書の内容・小津とは離れてしまいますが、最近の激動の世の変化に落ちこぼれている私などは、「変わらないのが新しい」というこんな言葉に飛びつきたくなります。。。
明日、ツタヤに出かけましょう。
若い頃に数本だけ見た覚えのある、ローポジションの小津作品を借りてきます。