今日は、一日中、遊び呆けました。
午前中は、定例のテニス・スクール。
好敵手の細◆さんとの、30分間のシングルス戦は、1勝4敗で負けてしまいました。
20歳年下の好敵手には、どうしても勝てませんなー。
結構、試合内容的には有利に運べることもあるのですが、最後の詰めが甘いようで自滅することが多いようです。
午後は、
神保町の岩波ホールで「冬の小鳥」
http://fuyunokotori.com/
錦糸町の楽天地シネマで「ふたたび」
http://futatabi.gaga.ne.jp/intro.html
を見てきました。
昔は、2本立て・3本立てといった上映スタイルが多かったことを思い出しました。
マア、一日に2本見るのも許されるでしょう。
「冬の小鳥」は、韓国のウニー・ルコント監督の作品。フランス側の協力もあったようです。
物語は、父親に置き去りにされ、養護施設に送られた9歳のジニの施設内での、反抗・葛藤・不信・孤独を丁寧に描き、最後にフランスの養父母に引きとられるために一人で飛行機に乗りパリの飛行場に到着する場面で物語は終わります。
孤独な少女ジニのその後の成長は、語られていません。
ただ、韓国の施設からフランスの養父母のもとへ旅立った経験をもつ監督のウニー・ルコントの自伝物語と、光に向かって毅然とした成長に向かうことを暗示しているようなパリに到着した少女ジニの表情を重ねて暗示しているのでしょう。
webの投稿コーナーの好意的な評価や、ラジオでの永六輔さんの感想を聞いて期待してでかけたのですが、私としては少々物足りない感じがしました。
最後の終わり方、絵の作り方に一工夫をしてもらいたい思いでした。
「それから」は、50年ぶりにハンセン氏病の主人公(財津一郎)が、一人息子のところに帰るところから物語は始まります。
そして、大学のジャズバンドでトランペットでを吹いている孫の大翔の運転で、昔なじみのバンド仲間を探す旅での友情・家族・絆・愛・差別etcをテーマにした内容です。
厚生労働省と日本医師会の推薦映画とのことで、脚本にも少々無理がありますが「マアマア」かな?
ハンセン氏病のことを知らない若者や、財津一郎・佐川満男・犬塚弘・そして友情出演の渡辺貞夫と同年代の方は勇気がもらえますよ。
この映画も、webのコーナーで好評価を得ている作品ですが、あまり期待しないで出かけると結構泣けると思います。