柏木哲夫著
『人生の実力』
幻冬舎 2006年6月25日 第1刷発行
を読んでいます。
著者の柏木哲夫さんは、金城学院教授・淀川キリスト教病院名誉ホスピス長の由。
昨年後半から、柏木さんの著作にはまって読み進めています。
文字も大きめで、易しい言葉で書かれていますが、どの言葉もドスンと心底に響くものです。
◆「人生の実力」の定義は、「自分にjとって不都合なことが起こった時、その中に自分が人間として生きている証(アカシ)おみることができる力」である。
◆どうやら学問や地位というのは、死を迎えるということに対してはあまり関係がないようです。
◆ユーモアがなければ、またはユーモアから出てくる笑いがなければ人間は生きていけない。それほど「ユーモア」や「笑い」はとても大切なのである。
2500人の死をみとった柏木さん珠玉の言葉がつまった一冊です。