7月24日 東京新聞夕刊(web版)の記事を興味深く読みました。
64年1月28日付のアメリカの極秘文書だそうです。
当時のアメリカのラスク米国務長官と官邸で会談した池田勇人首相。
ラスク氏が、「日本の防衛費が国民総生産(GNP)の1%ではいかにも少ない」と
日本に防衛力増強を求めたそうです。
これに対する、池田氏の返答。
「日本は戦前、今の2、3倍の海外投資をしたが、強力な軍を持っていたので嫌われた」
「米国は主として防衛を行い、日本は経済協力に専念したら良い」と
主張したそうです。
国際貢献は軍事力ではなく経済協力を通じて行っていく姿勢を鮮明にしたそうです。
集団的自衛権の行使、武器輸出、原発輸出、法人税の引き下げ…と、
戦後の日本が築きあげてきた日本の歴史を、いとも簡単に崩壊させようとしている安倍首相。
池田さんの方便を、しっかりと学んでもらいたいと思います。
これまでも当ブログで表明してきたことですが、
戦争・武器の使用で、「平和」は勝ち取れません。
戦後の、(世界の警察官)役の、アメリカの歴史を見れば明らかです。
それと、戦争で死ぬ人、負傷する人、生活を破壊される人は、
その国の子どもや一般人がほとんどです。
世界各国が、(武器ゼロ)になるのは難しいでしょう。
ですが、(軽軍備国家)なら、少しは現実的な目標になるのではないでしょうか! 応援のクリックよろしく。