昨晩、7月の「道元とカウンセリングコース」が終了しました。
参加者は、総勢7名(男性6名 女性1名)でした。
4名の方から、ご都合で欠席のメールがありました。
ご連絡ありがとうございます。
【くりのみ会】は、学習会の1時間前に自由時間があります。
人生の先輩・村田さんは、毎回、早めに参加してくれています。
村田さんは、永年、点訳のボランティアに取り組まれています。
他の方が取り組めないような難しい本の点訳をしています。
とうことは、専門書をはじめとして読書は幅広く深いものがあります。
ボクは、村田さんから、感動の書・お勧めの書を聞くのを楽しみにしています。
さて、今晩お聞きしたお勧め本をいくつか記します。
「教誨師」 堀川惠子著 講談社 1836円
「新訳 地下室の記録」 ドストエフスキー著 亀井郁夫訳
*村田さんは、ドストエフスキーの作品もさることながら、
亀井郁夫の翻訳を大絶賛でした。
「日ロ現場史 ~北方領土 終わらない戦後~」本田良一著 北海道新聞 2268円
「音楽からの贈り物」和波孝禧著 新潮社 1800円
「教誨師」は、5月に教えてもらい読了。
【くりのみ会】のお仲間に廻しました。
他の本は、ボクの課題図書帳に記入しました。
◆本日の学習会の流れ。
①『正法眼蔵・現成公案』の音読。
②お話し「やさしい仏教入門」
今晩の、講師のT先生のお話。
「先日、友人から緩和病院を紹介されました。
癌を病んでいる方のお話しをどのように聞いていくか。
いろいろ考えさせられています。
今晩は、生死について考えてみたいと思います。
テキストとして、『葉っぱのフレディ』を用意してきました。
一度朗読します。その後、皆さんからのご意見をきかせてください」
との提案で、早速朗読をしてくださいました。
③坐 禅(15分) 坐禅の後、経行(きんひん)を行いました。
④テキスト音読 : 角田泰著 『坐禅ひとすじ』角川ソフィア文庫
第二章 69頁~79頁を読みました。
④楽 談(エンカウンターグループ)
『葉っぱのフレティ』の感想を交流しました。
ボクが引っかかったところは、
『葉っぱのフレディ』の中に出てくる「引っこし」という箇所。
道元の『現成公案』には、
「生も一時のくらいなり、死も一時のくらいなり」の言葉があります。
(時)についての味わいが、随分違うように思うものです。
→次回は、8月22日(金)になります。
*ご参加の方は、テキストをご持参してください。