写真は、良寛さんの有名な「天上大風」の有名な書です。
今日は、今週の土曜日に開催される【くりのみ会】親鸞とカウンセリングコースの予習をしました。
◆親鸞とカウンセリングコース
*日 時:2月27日(土) 午前10時~12時
*会 場:タワーホール船堀 (都営新宿線・船堀駅前)
*内 容:『教行信証・総序』音読 『嘆仏偈』読誦 『正信偈』読誦
『教行信証・行巻』ご自釈の部分の音読 楽談タイム
予習は、『教行信証・行巻』の科文。
一乗海嘆釈の二科「出喩 悲願一乗海讃歎」の最後に次の文があります。
「なお大火のごとし、よく一切諸見の薪を焼くがゆえに。なお大風のごとし、あまねく世間に行ぜしめて碍うるところなきがゆえに」
『仏説無量寿経』にも、同じ表現があります。
「猶し火王のごとし、一切の煩悩の薪を焼滅するがゆえに。猶し大風のごとし、もろもろの世界に行じて障碍なきがゆえに」
親鸞さんも良寛さんも、「慈悲」を「大風のごとし」ととらえているのですね。
土曜日、この辺の事情を語り合いたいと思います。
ぜひ、皆さん、【くりのみ会】にお出かけください。