法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

武藤洋二『紅葉する老年』

2016年02月01日 12時27分33秒 | 日乗

毎月一回開催の【くりのみ会】道元とカウンセリングコースで、
お仲間の村◇さんから、本の紹介を聞くのが楽しみです。

村◇さんは、長いこと点字図書館でボランティアをされています。
ベストセラー的な点訳ボランティアは大勢いるそうですが、
専門書の点訳となると、点訳するだけの技量では無理があります。
幅広い教養・知識・経験…が必要となるとの由。
村◇さん。
専門書を中心の貴重なボランティアで活躍されています。
もちろん、ご自身も大変な読書家でもあります。

1月の学習会で紹介してくれた一冊。

武藤洋二 『紅葉する老年』
               旅人木喰からトルストイまで
     みすず書房

先程、区立図書館に予約を入れて、ボクはまだ読んでいませんが、
楽しみな読書になりそうです。

本書については、みすず書房のHPでぞうぞ!
      ↓
http://www.msz.co.jp/topics/07925/

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明日、【歎異抄うたと語り合い】です。

2016年02月01日 11時42分08秒 | 日乗



明日(2日)午後7時から、 南小岩コミュニティーで、
【歎異抄うたと語り合い】です。
ご都合よろしければどうぞお越しください。

主宰のカクムさんから、メールでご案内が届きました。
以下、メールに添えられて、記事の紹介です。

[聞法の道すがら]
くりのみ会で「聞く」ことの大切を学びました。
関連して、今読んでいる詩集からご紹介させていただきます。
聞くことは菩薩道なのでしょうか。

聴く力   茨木のり子

ひとのこころの湖水
その深浅に
立ちどまり耳澄ます
ということがない

風の音に驚いたり
鳥の声に惚(ほう)けたり
ひとり耳そばだてる
そんなしぐさからも遠ざかるばかり

小鳥の会話がわかったせいで
古い樹木の難儀を救い
きれいな娘の病気まで直した民話
「聴耳頭巾」を持っていた うからやから

その末裔は我がことのみに無我夢中
舌ばかりほの赤くくるくると空転し
どう言いくるめようか
どう圧倒してやろうか

だが
どうして言葉たり得よう
他のものを じっと
受けとめる力がなければ

◆カクムさん。
明日、参加します。

ナンマンナンマンアリガトウ
聞者くりのみ

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