昨日、アマゾンに注文した一冊が届きました。
羽田信生(はねだ のぶお)著
親鸞の『大無量寿経』(上)
~「仏仏相念」の経~
樹心社
羽田師は、
1946年 長野県に生まれる。
東京外国語大学ロシア語学科卒業。
毎田周一師の著書を読み、仏教を学ぶようになる。
1969年~1971年(25歳)『毎田周一全集』刊行会の一員として、全集出版に携わる。
1971年渡米。 ウィシコンシン州立大学大学院仏教学科卒業。
現在、バークレー毎田仏教センター所長。
実は、半世紀前に、ボクが全集というものを最初に購入した のが、『毎田周一全集』でした。
ですが、数年前まで、羽田信生師のお名前も、『毎田周一全集』刊行会の一員だったことも知りませんでした。
ボクが主宰している「法音道場」の御同行の冨◇川さん、音◇さんが羽田師のお名前教えてくれました。
『毎田周一全集』と併せ、ボクの晩年の座右の書になる一冊と出遭いました。
こんな一節があります。
親鸞聖人は『教行信証』で「信不具足」に関する経文を引いています。
その経文は、「道について知っているだけで、道を得た人にあっていなければ、それは信不具足だ」と言っています。
道だけを概念的に知っているだけではだめです。
道を得た人、道を生きている人に遭わなければだめなんです。
(353頁)
南無阿弥陀仏