明日(8日)から、
毎週月曜日の「zoom法音道場」で、唯円『歎異抄』を音読します。
以前、zoomで、『歎異抄』の音読をしてきましたので、二回目のスタートになります。
この学習会の骨格は、一にも・二にも、(音読)の徹底です。
仏典には、「薫習(クンジュウ)」「薫染(クンゼン)」の語がありますが、
「薫習」「薫染」の具体は、(音読}&(書写)であると心得ています。
もう一つ加えると、気心のあった仲間との自由討議(座談)です。
どこかで読んだ知識、
どこかで聞いた知識、
学者の真似事は、極力避けます。
大事なことは、各各の(感受)。
自分のコトに引き寄せられたらシメタモノです。
さて、ボクの最初の常套句は、
「竊(ヒソカ)に愚案を回らして」の「竊」ですが、
*書けますか?
*何画ですか?
*筆順は大丈夫?
*「竊」という字、『教行信証』のどこにありますか?
*『教行信証』以外の仏典のどこにありますか?
(笑)
大経下巻には、「盗竊趣得(トウセツシュトク)」の四文字熟語があります。
善導『観経四帖疏(散善義)』
最澄『願文』
法然『選択本願念仏集』
にも見られます。
マアマア、これ等は、ウォーミングアップのお遊び。
一途に「音読」を王道として進みます。