里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No112をお届けします。
三法印ということがあります。
「諸行無常」・「諸法無我」・「涅槃寂静」の三つです。
これに「一切皆空(小乗では苦dukkha)」が入れば四法印です。
法とは、ゆるがせにできない絶対事実を言います。
それ自体で存在が決定されて在る、
そういう真実在を法=dharmaというのです。
現代の存在論にも、実はこういうきちんとした視覚がないようです。
ですから、仏教は実に的確に存在を語り続けて来たものだったのです。
その存在の法の目印に、三ないし四つあるというのです。
「諸行無常」ということは、
存在が法としては常に流動的だということです。
これからが、実に受け止めることが面倒だったのです。
仏教の始めにこういう理解を設定しないなら、
もう仏教を学ぶ姿勢がないのです。
外道として、仏教を研究することはできます。
仏教学という名で、それは継続しています。
しかし一人ひとりの存在を問わずに、仏教は学べないのです。
つまり仏道とは、
一人ひとりが存在の法に照らして自己を確認することでなければなりません。
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