世尊は、「八正道」の実践的な教えを示してくださいました。
世尊の教えである仏教(仏道)は、僧侶のため・葬儀や法事のためのものではありません。
里村専精師は、
仏教は 人間学
仏道は 人間道
との教えてもらいました。
道元さまは、『正法眼蔵・現成公案』で、
仏道をならふといふは 自己をならふなり
と示されています。
親鸞さまは、「自己」を
底下の凡夫 極重の悪人
と凝視されています。
大事なことは、
独り独りが、生活の中で、仏教(仏道)を “自分のこと” であると覚ることです。
「仏教は、抹香臭い」とか、「ボクは、無宗教・無関心」とか言っているそこのお方。
ちょっと、恥ずかしいですね。
悲しい事に、昨今の風潮は、(欲望実現)重視ですね。
(欲望)は大事ですが、(欲望全開)(物欲・名誉欲に全力投球)はいけません。
「八正道」に戻りますと、
理想の境地に到達するには、
①正見(正しい見解) ②正思(正しい思惟) ③正語(正しいことば)
④正業(正しい行い) ⑤正命(正しい生活) ⑥正精進(正しい努力)
⑦正念(正しい思慮) ⑧正定(正しい集中)
と世尊は教えます。
要は、バランスですよね。
先程、石原伸晃自民党元幹事長の、内閣参与辞任の報道がありました。
当然であります。
自民党の重鎮。親・叔父の七光りの世襲議員。
今回の落選の結果を素直に受容できなかったのでしょう。
落選したのに内閣参与の肩書きにとびつき、また、助成金の受給。
普通なら、次の選挙まで、修練の日々を過ごすべきでした。
自業自得ではありますが、落選・内閣参与・助成金の受給。
面目丸つぶれ。何ともかっこ悪いですな-。
石原伸晃自民党元幹事長に投票しなかった東京八区の市民の皆さまに大拍手です。
政治を良くするのには、
報道(特にTV)の覚醒・レベルアップ。
それと、東京八区の選挙民の投票行動を真似ることでしょう。
落選させたい議員さん。
大勢いますね-。
ことは簡単です。悪いことをした政治家・政党に投票しないことです。
最後に一言。
代議士さん諸氏には、せめて「八正道」の雰囲気ぐらいは体解(タイゲ)してもらいたいものです。
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