法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

発展的世界の内面的自覚

2020年05月22日 21時35分59秒 | 毎田周一師の言葉

5月から、毎日、「zoom念仏道場」を主宰している。

内容は、念仏・正信偈・和讃。そして井戸端である。

昨今、多くの方々が、念仏との距離が希薄になっている現状がある。
(念仏は、意味ない呪文)とか、(念仏は、抹香臭い)とか、
(念仏は、時代遅れ)…と、思っているようだ。

残念なことである。

ボクは、今こそ、念仏の時代だと自覚する。

昨日のブログに続いて、
毎田周一師のことばを読んでもらいたい。

「跪いて光明無量寿命無量なることを知る。
これが念仏の意義である。
南無阿弥陀仏である。
跪くとは心を空しうしてものを見ることである。
己れなくしてものを見るといふことである。
そのとき物事のありのままの姿が見られる

「南無すること、跪くこと、己を空しうすることは、
やがてこの発展的世界の内面的自覚である。
これを南無阿弥陀仏といふ、念仏といふ。
それ故に念仏者は、発展的創造的に働くものでなければならない。
念仏はそれ故に消極的退嬰的ではないのである」


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