先日、元同僚の阪◇先生のから、現在阪さんが勤務している小学校の若い先生方との一杯会に誘われた。
その席で、爽やかな青年教師から聞いたセカンドスクールの話がこころに残った。
その小学校は、6年生を新潟県のある山村に引率するそうだ。
区内の小学校の多くは大きな宿泊施設を利用しているが、阪◇さんの小学校は一軒一軒の農家にホームステイをする由。
セカンドスクールの活動の最中、人の児童がケガをした。
すぐに、病院に連れて行かなければ!
しかし、その村落は奥深い場所で病院がない。町の病院まで搬送しなくては…!
そのことを、東京にも電話連絡。
東京からの指示は、「町から救急車を呼んで病院に搬送しなさい!」との指令。
ところが、現地にいる引率の先生方の素早い対応と村民の方々の協力で、村の車を出してもらい町の病院まで搬送したそうであります。
町から救急車を呼んで搬送する半分の時間で病院に連れていくことができ、適切な対応で児童も元気になったそうです。
これぞ、「現場力!」。
さて、この一件な関する青年教師の感想。
「田舎は、一軒一軒は遠く離れていまが心は一つにつながっているんですね。東京は、一軒一軒は隣接していていますが心が離れてしまっています。」
「子ども達は、村民の皆さんの心にふれて一回り大きくなって東京に戻りました。セカンドスクール特にホームステイは本当にすばらしいです。」
このホームステイ方式の土台を作ったのは、阪◇先生とのこと。
皆さん、ご苦労様です。