カウンセリング研究会【くりのみ】に、山梨県都留市から大学生の平◇君が参加してくれている。
平◇君が、教えてくれた一冊を読んでいます。
『心身症と心身医学』ー精神科医の眼ー
成田善弘著 岩波書店 1999年2月8日 第一刷発行
本書からの、【落穂拾い】(本書p63~)
心身症者は自己の一部に「否(ノー)」ということによって身体の一部を異物(外部対象)化し、それを病める身体(部位)として自己から締め出し、症状をつくり出す。その心身症者はこころと身体のふれあいを回復することによって、異物化していた自己の身体の一部を再び自己の身体として統合し、「否(ノー)」といわれていた自己の一部を取り戻して人格の広がりを達成する。
最近、仏教書を読むことが多くなった。
仏教は、「自己のこと」「身と心のこと」に着目した思想で、歴史的にも十二分な裏打ちがある。
本書からの引用を読むと、仏教の教える「煩悩」ということを重ねたくなる。
仏教の教えの中に、
「不断煩悩得涅槃」という言葉がある。
「身体の一部を異物(外部対象)化しない、締め出さない」在り方を教えているように思う。
マリナーズのイチロー選手の大記録達成が目前となりました。
10年連続の200本安打まであと2本になりました。
http://sankei.jp.msn.com/sports/sports.htm
日本からの報道陣も増えて、イチロー選手のコメント。
「ま、うっとうしいですからね。こうやっていちいち(ヒット数のことを)聞かれることがね」
とを)聞かれることがね」
一度、大リーグの優勝チームで活躍してもらいたいですね。
夕方から、用事で江戸川区清新地区の小学校に出かけ先生方とおしゃべりをして、只今帰宅しました。
ベテランの先生を中核として若い先生方が溌剌とお仕事に取り組まれている姿をみさせていただき、本当に楽しい時間をすごさせてもらいました。
ところで、同じ江戸川区住民の私ですが、葛西清新地区で「江戸川区レンタサイクル(社会実験)」を実施中なのを知りませんでした。
放置自転車ゼロの町の実現を目指し、さらには環境負荷の緩和をはかること等を目的とした社会実験だそうです。
話は飛びますが、オランダ・ドイツに出かけた時、自転車が随分活躍しているのを見聞して、日本でも自転車の普及を促進することを願ったものでした。
江戸川区は、起伏のない土地柄ですので自転車利用の促進は的を得た施策だと思います。
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/oshirase/esaikuru/index.html
そうそう、パリでも公共レンタサイクルが始まったとのニュースを耳にしたことがあります。
環境面からも、自転車の普及は、自転車愛好者の一人として大拍手を送りたいと思います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/56040/
ドルトムントに所属する21歳の香川真司選手が、2ゴールをあげたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100920-00000998-reu-spo
レベルの高いドイツ1部でのこの活躍は、今後が楽しみですね。
若い人の活躍は、どのような分野でも、気持ちが良いものです。
さて、サッカーに詳しくないので、ブンデスリーガについてwebで検索していました。
お国柄ですね。ブンデスリーカは、スペインやイタリアのように多額な借金をすることは許されず、特定の選手に破格な年俸を支払うことも健全な的な経営から認められないんだそうです。
ドルトムントはルール地方の代表的な工業都市で、サッカーが盛んな都市なんですね。
今回のドイツ旅行では、立ち寄れませんでした。
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午後、江東区の深川江戸資料館小劇場で開催された、『吉例 杵柄寄席』に出かけました。
カウンセリング研究会【くりのみ】主催の、伊豆稲取ワークショップで独演会をやっていただいた翁家小三馬さんが中心メンバーで出演する寄席です。
この寄席は、30~40年前になるのでしょうか、大学の落研の方々が集合しての落語会だそうです。
アマチュアといえ、皆さん、芸達者・年期の入った強者です。
そんじょそこらの若手のプロの落語家よりも達者な方々です。
中でも、翁家小三馬さんは、お見事でした。
満席の聴衆から、大拍手がおきていました。
本日の寄席には、伊豆稲取ワークショップで翁家小三馬さんの落語を聞いて下さったお仲間の方々が、ご家族・知人とご一緒に参加してくださいました。
川崎さん
小川さん
品田さん
島袋さん
石川さん
中村さん
ありがとうございました。
また、翁家小三馬さんにお願いして、伊豆稲取で独演会とフランス料理を楽しみたいと思います。
昨日の、ラジオTOKYO『六輔その世界』に、中山千夏&松島トモ子さんが出演していました。
http://www.tbs.co.jp/radio/rokuchan/
お二人の子役時代からのエピソードや思い出話には、笑ってしまいました。
話の中で、参議院の在り方について、
中山千夏:「裁判員制度と同じように、一般の国民から選んだら。現在の給料であって もらって、何年か議員をやったら元の職場に戻れるようにする」
永 六輔:「素人の老人党から選ぶ。老人には知識でなく智慧をだしてもらう。老人でも政治の専門家は駄目です」
中山さんは、元国会議員でしたね。
その中山さんが、「専門家と有識者は信用できません」の発言には、私も同感です。
先日の【道元とカウンセリングコース】の後の懇親会の席の話題もこのことでした。
「専門家、有識者、大学の先生は、本当のことが分かっていない」と。
政府の専門家会議・有識者会議なども、確かに形式主義の感じがします。
先程、【くりのみ会】から帰宅しました。
本日は、講師のtenjin先生を囲んで、12名(男性7名 女性5名)の方々で『正法眼蔵・光明』の巻を勉強しました。
男性は、村◇さん、水◇さん、前◇さん、吉◇さん、山◇さん、寺◇さんと主宰者の鈴木。
女性は、岩◇さん、佐◇さん、◇さん、品◇さん、石◇さん。
お仕事が忙しかった石◇さんが久しぶりに参加してくださいました。
勉強会が始まる前、指笛の名人・吉◇さんから手ほどきを受けた鈴木でしたが、なかなか音がでませんでした。
来月の勉強会までに、復習です。
さて、今回の勉強会は、『正法眼蔵・光明』の最終回でした。
一般に「光」とか「光明」というと、光源があってその光源に照らされると場があると、相対的な関係として一般的には理解されます。ところが、道元は「仏の光明とは、尽十方世界これ自己の光明」と教えてくださっています。
講師のtenjin先生の講義の中での教えでは「本人を尽くす」ということ。
カウンセリンクの゛考え方を下敷きにいて私流には「十分に機能すること」と理解しました。
『光明』の巻は、大宋国湖南長沙招賢大師大師の“尽十方界は自己の光明”からフェードイン。
地蔵院真応大師の“典座、庫堂に入る”の言葉でフェードアウト。
字面で現代語訳をすると、「板長さんが、調理場に入った!」ということですが、
その意(こころ)は、「実践の場・体験の場、生身の世界で、それぞれが落ち着くべきところで十分に機能する」ということでしょうか!
世の「臨床」という名前がつくお仕事関連の方々には、ぜひ、道元の『正法眼蔵』の勉強をお勧めしたいものです。
次回の、【道元とカウンセリングコース】は、10月15日(金曜日)になります。
『正法眼蔵・十方』の巻に入ります。