昨日、ある小学校の生活指導研修会で、40分程、若い先生方(私から見れば全員若い)にお話をさせてもらった。
校長先生からの注文は、「児童理解、特別支援教育、保護者との話の仕方etc」であった。
一応、準備万端。
WEBを使って、【落穂拾い】にリンクをはって臨んだのだが、時間も短く、話が脱線してしまい、お伝えしたかったことの二割程度できたであろうか!
情けない結果である。
先生方にお伝えしたかったのは、
児童・保護者に向けられる教師目線(指導)の土台になる、自己に向かう眼の吟味。
教師の「感性」の充実etcであったが…。
具体的な手立てとして、「スポーツの選手も、舞台人も、プロと呼ばれる人達は、自分の姿を見て(例えば鏡で、例えばビデオで)切磋琢磨している。ところが、教師はプロでありながらそのような実践をする先生を見たことがない。一人でも、二人でも、始めましょう!」とのメッセージ。
このメッセージが届いたかどうか?
来週から、一人ずつ声かけをしてみよう。
その帰宅途中に立ち寄った図書館で、プラトンの次の言葉を見つけた。
「優れた教育は、説教することではなく、他人に説教して聞かせることを、みずから生涯を通じて実践してみせることである」
昨日、このことを伝えられたら良かったのだ!
「あとの祭り」である。