尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

冬の日光旅行

2014年01月08日 00時31分57秒 | 旅行(日光)
 日光湯元温泉に旅行。年明け早々に行ったわけは最後に回し、ただひたすらのんびりする旅行。いつもは車で行くんだけど、冬はいろは坂が凍結すると嫌だから、電車とバスにした。つい最近も観光バスがいろは坂でスリップして何時間も通行止めになったばかり。まあ行ってみれば大丈夫そうな感じだったけど、でも天候ばかりは判らない。奥日光の一番奥、湯元温泉まで行けば、寒いだけでなく地吹雪のように雪が舞っていた。昼過ぎ発ののんびり出発で、東武日光駅に着くと、さすがに寒い。奥日光に泊るなら、バスのフリーパス券が半額の1500円になるのでお得。(ついでに言えば、自家用車で行っても、車を日光市内に無料で駐車することもできる。)

 最近定宿の「休暇村日光湯元」に入り、部屋から外を見ると雪が舞い寒そう。木々が葉を落としているから見通しがいい。風呂に行くと、全く湯船が見えない。カランに人がいるかどうかも見えない。気温の関係で、湯気が立ち込めもうもうたる状態。露天に行けば、顔に雪が当たる。行くたびに色が変わるにごり湯だけど、今回は内湯が白濁で、露天は青かった。(緑の時もある。)一日目は人が多くて撮れなかったけど、2日目の朝の風呂。2枚目が内湯、3枚目は温泉棟を廊下から。最後は部屋から外。
   
 食事はカニ鍋が基本で、お造り(エビ、マグロ、湯葉)、サケのホイル焼きなど続々と来るが、他にその場で天ぷらを揚げてる。蕎麦やごはん、サラダ、デザートなどは自分で好きな時に取りに行く。「ハーフ・バイキング」と言ってるけど、量や食べ時を選べるからいい。「天鷹」純米を一本。カニ鍋は食べた後、ご飯を煮込んで雑炊に。初めからそういうプランで卵が置いてある。皆うまいが、つい天ぷらをいっぱい取ってきたり、羊かんやケーキを食べてしまう愚は今回は犯さなかった。朝はバイキングだけど、「七草がゆ」もあったりして、今回も満足。「休暇村」に安いプランで止まるというと、食事はいわゆるどんなだろうと思うだろうから一応。

 翌日(今朝)はすっかり晴れ渡り、これなら「スノーシュー」ができたなと思ったけど、まあ今さら。スノーシューは雪上を歩く「西洋かんじき」で、レンタルしてくれる。前にやったこともある。戦場ヶ原スノーシューは一度は行く価値がある。何しろ「アニマル・トラッキング」(動物の足跡や糞など)がいっぱいなのである。今はほぼ鹿とウサギだろう。宿の周りにもいっぱいあった。バス停まで湖畔をめぐって少し雪道を歩く。1枚目の奥が裏から見た宿。2、3枚目は湯の湖。3枚目の向こうに見えるのは男体山。湯の湖は半分は凍結してるけど、宿の多い地域は温泉が湧いてて凍らない。そこに鴨がいっぱいいたけど、うまく写真にならないので撮ってない。この辺はラムサール条約登録湿地である。
   
 バスを中禅寺温泉で降りて、華厳の滝へ。今まで何度も見てるが、車だと駐車代がかかる。冬は見てないので、無料の観瀑台から見る。やはり迫力。凍ってるところもある。それから中禅寺湖まで歩くが、観光船もボートもなく店の多くも閉まってるから静寂。男体山もくっきり。バスのフリーパスを持ってると、日光レークサイドホテルでコーヒーとチーズケーキを無料で提供というので、これは寄って行きましょう。首都圏で貼ってる「日光女子旅」というポスターで出てるケーキだった。もっとも小さいけど。レークサイドは久しぶりに寄ったけど、湖がきれいに見えて気持ち良かった。
    
 バスはいろは坂をどんどん降り、西参道で降りて、軽く東照宮近辺を散策。東照宮と輪王寺、二荒山神社の共通券が去年無くなって、陽明門も修理中なので、金払って入る気はしない。無料区域だけ歩いて、少し気分に浸るだけ。特別公開していた「御仮殿」(下3枚目の写真)にはちょっと寄って行く。ここは本殿修理中などの時に神を移す場所だというが、修理中でもないのに常設されてる神社は全国でも珍しいとある。裏の方まで歩いて、「四本龍寺」という小さな三重塔があるお寺に行ったら、お堂に鏡餅があった。
   
 神橋まで下りて、ようやくお腹も空いてきた。金谷ホテルまで坂を登ってみるが、昔、ランチにそばを出していた和食処がない。パンを買って出て、結局ホテル下のそば屋。でもそこ「日光物産会所」は入ったことがなかったけど、登録有形文化財だった。金谷ホテルベーカリーなどが入っている建物である。天海和尚(1枚目)と板垣退助(2枚目)の銅像を撮って、駅へ。天海(1536?~1643)は異常な長命だった江戸初期の怪僧で、家康の側近だった。家康に「権現」号を贈り日光に改葬した人物である。ロープウェイが唯一残っている「明智平」という場所がいろは坂上にあるが、この「明智」は光秀のことで、天海の前半生に不明のところもあり、光秀が生き残り天海になったという俗説がある。まさか。板垣退助は戊辰戦争時に、日光攻撃の中心人物だったが、日光を焼かずに救ったということらしい。
   
 駅に向かう途中に、「日光総合支所」がある。合併前の日光市役所。行ったことがなかったけど、ここも登録有形文化財。明治から大正にかけ「大名ホテル」の名で建てられたが、中途で挫折。和洋折衷の入母屋造りの壮大な建物は、進駐軍に使われたりしたが、昭和23年以後は日光町役場となり、市役所、日光総合支所として使われてきたという、休憩所はないが、3階を見ることができる。ここは日光の住民には知られているだろうが、一般の観光客には「知られざる名所」だろう。僕も初めて。3枚目は旧議長室。最後は裏から見たところ。
   
 今回は関東の休暇村合同のダイレクトメールが会員に来た。会員は50歳以上を対象にした「Qカード」会員。その安いプランをさらに1000円割引にするというのが、今週なのである。さらにワインのお土産までくれるという。そこに「とちぎ券」という「3000円で5000円分になる」プレミアム券があって、これも使える。さらに加えて、会員のポイントも使ったので、(「とちぎ券」を買う時にカネ払ったわけだが、それは置き)当日の負担金は二人合わせて(酒一本入れて)7000円にならないという超お得な旅行だった。申し訳ないくらいの感じなので、今回はちょっと宣伝を入れて書いてみた。日光は超有名な観光地だけど、冬はいろは坂が大変でマイカーが少ない。でも雪見温泉、ウィンタースポーツ、ただノンビリなど、山あり、湖あり、世界遺産あり、美食あり。バスもいっぱい出てるので、子連れ、親連れですぐ行ける。
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日光旅行を簡単に

2013年09月10日 00時06分18秒 | 旅行(日光)
 しばらく旅行してなかったんだけど、ようやく日程が取れて、じゃあどこにするかなと思ったけど、やっぱり定番の日光に一泊。このブログに書いてるだけで、もう4回目。もう一つ日帰りの記事もあるので、ホントによく日光方面には行ってるのである。とは言うものの今回は一日目が大雨で、避暑地に行ったつもりが、「涼」を通り越して「寒」なのには参った、参った。

 だから一日目は写真もなし。早く行っても仕方ないので高速を使わず国道4号を行く。「アグリパークすぎと」と「道の駅しもつけ」でトイレ休憩。日光に昼過ぎについて鈴木食堂で昼食。ここでイタリアンを食べるのが長い間楽しみだったけど、値段もあるけどラーメンの方が美味しい気がしてきて、今回は麻婆豆腐ラーメン。イタリアンの店だけど、和食、中華もあって、湯葉も出すから最近はガイドブックによく出てる。美術館に行くがやってないので、ガソリンを入れて「いろは坂」へ。中禅寺金谷ホテル前の「ユーコン」というとても気持ちのいいカフェでお茶を飲んで、ひたすら湯元へ。「ユーコン」やその前にある「ボートハウス」も関東有数の気持ちいい場所なんだけど、雨で寒くて閑散としててうら淋しいから写真も撮らない。湯元ビジターセンターに寄ったら、北米のハイイロオオカミのはく製があった。これがでかくて怖い。ニホノオオカミよりずっと大きい。

 宿はいつもの「休暇村日光湯元」で、ゆっくり休んで早く寝る。東京五輪決定ということで、テレビはきっと大騒ぎしてただんだろうけど、だから全然見てない。車のラジオで少し聞いただけ。普段は飲まなくてもいい酒を、旅行の夜だけ少し飲むから(今回は初の「杉並木」で、これはうまかった)、部屋に帰ると眠くなる。まあ、こうして書くまでもない一日がただ過ぎていく初日。風呂は毎度色が変わる不思議な硫黄泉で、帰ってからも硫黄臭が強い。今朝はゆっくり寝て、風呂に誰もいなくなったので、写真を撮ってみた。
 
 2日目は赤沼駐車場に車を停めて低公害バスで「西の湖」へ。途中の道は日本でも有数の気持ちいいカラマツ林だと思う。この湖も毎年行ってるけど、途中の道の魅力も大きい。昔はよくこの道で鹿を見たけど、今は鹿除けの柵などが整備され、この頃は全然見ない。まあ糞は時々落ちているけど。道の周りに咲いてる花は「シロヨメナ」で、鹿が食べないので増えているという話。
   
 吊り橋を渡って少し行くと、西の湖(さいのこ)が見えてくる。いやあ、かつてなく水が少ない。去年も少ないけど、今年はもっと少ない。これじゃアラル海だよ。大丈夫かなあ。湖に近づいてみると、湧水が川となって少しは流れ込んでいる。結局今年は雨が少ないということなんだろう。ここは関東一の「秘湖」だろう。バスで近くに行けるから今は「秘」というのもおかしいが、それでも山奥にひっそりという感じが残ってる。
 
 ところで西の湖へ行ってそこだけ見て帰る人が多いが、水のない方へどんどん進んで行くと、湖超しに男体山が見えてくる。中禅寺湖畔から見るほど大きくはないが、何しろ風景的にも信仰的にも日光のシンボル的山だから、是非見ておきたいところ。朝出発前に、宿の真ん前の湯の湖からも見た。西の湖から歩いて中禅寺湖(千手ケ浜)まで行くと、また見える。3カ所から見た男体山の写真を。少しづつ雲がかかってきた。
  
 帰りのバスまでかなりあったので、お昼は宿で頼んだおにぎり。バスを待って、後はもう帰る。いろは坂を降りて、侍屋敷の金谷ホテルベーカリーに寄る。帰りに金谷ホテルのパンを買うのは、大体いつもことだが、今日行ったのは初めてのところで出来たばかり。日本で一番古い金谷ホテルだが、最初にあった「梅屋敷」が田母沢御用邸記念公園の前あたりにある。イザベラ・バードの「日本奥地紀行」に出てくる場所はこっちである。そこが整備されて2015年には記念館として公開されるという。その隣に早々と金谷ホテルベーカリーが出店したわけで、ここは公開が始まったら是非行きたい。その近くに栃木県の有形文化財指定の「日光真光教会」(日本聖公会)がある。設計は明治から大正にかけ日本各地で教会建築を手がけた、J.M.ガーディナー。重要文化財に指定されているものもある。(今は明治村にある京都の聖ヨハネ教会。)聖公会だから、もともと立教大学校の初代校長という人。今の立教大学の建築も影響を受けているのではないかという話。東照宮や輪王寺ばかりでなく、そのすぐそばにこれほどの教会建築があったとは知らなかった。今は日光カステラ本舗の隣で、そこから見るのが一番美しいかもしれない。(最初が金谷ホテル梅屋敷、後の2枚が教会。)
  
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日光湯元は雪の中

2012年11月30日 01時07分28秒 | 旅行(日光)
 27、28で日光に旅行。何度も行ってるけど、行けばそれなりに新しい発見がある。今どき行ったのは、露天風呂工事に伴う「訳ありプラン」というのを見つけたからだが、工事日程がずれて結局露天も入れた。でも雪が降ってて寒くて一回入っただけだった。この時期に行ったのは初めてだけど、雪が積もっているとは思ってなかった。真冬のスノー・シューに行ったことはあるけど、11月で降ってるんだ。中禅寺湖付近はほとんど関係なく、戦場ヶ原付近でパラパラ。奥日光の一番奥の湯元温泉に入ると急に大雪になって、さらに一番奥の「休暇村」付近は完全に積雪状態。いや、ビックリ。部屋から湯の湖が見えるが、こんな感じ。
 

 最近よく書いてるけど、家の真ん前がまだマンション工事中で、遅くなると車や工事材料が道に並んで自分の車を出せない。だから今回も7時半頃には家を出てしまう。代わりに高速は使わず、国道4号を北上。今は「道の駅」が整備されているが、栃木県下野市の「道の駅 しもつけ」は素晴らしい。オシャレなお店が入っていて、おみやげも多い。ここは南部の小山市の北あたりにあるが、国道を道の駅に向かうと「薬師寺」という交差点がある。ああ、ここら辺が下野の薬師寺かあと思っていたが、今どうなっているのかは知らなかった。今回パンフを見つけて行ってみた。下野(しもつけ)の国は、古代の東国仏教の中心である。東大寺と九州大宰府の観世音寺と並んで、天下の三戒壇が置かれたのが下野の薬師寺である。戒壇というのは、僧侶が出家するための戒律を授ける(授戒)する場所で、鑑真が日本に渡航してようやく設置された。ここの薬師寺は、もう一つ重大な歴史的事件があったところで、奈良時代の終わりごろ、例の道鏡が失脚して流されたところ。女帝称徳天皇の寵愛を受け、一時は皇位をうかがったとかいうあの道鏡ですね。ここで2年後に死んで、道鏡塚もある。(今回は行ってない。)薬師寺はその後焼失するが、大正時代に史蹟に指定され、現在一帯の整備がなされつつあり、「下野薬師寺歴史館」が開設されている。でも一帯は畑地帯。回廊が復元されているが、途中という感じ。
  (遠くにあるのが歴史館)

 日光では、日光山内の三重塔を見た。今、東照宮の五重塔の心柱が特別公開されている。スカイツリーの構造に行かされたとか言う技術で、ちょうどスカイツリーくらいの標高のところに立っている。これはこの前見たけれど、近くに別の塔があることは僕は気付かなかった。神橋を渡って東照宮方向に行かず、すぐ右にある「史跡探勝路」の「本宮神社」とあるところを上がっていく。そうすると四本龍寺というお寺扱いになるらしいが、塔が立っているのである。小さいけれど。地元の人以外はほとんど知らない穴場的な史跡と言える。なお車は近くの「小杉放菴記念日光美術館」に停めたが、ここでは今アイスホッケーの美という写真展をやってて無料なんだけど、これを見ると駐車料も無料になった。東照宮の辺りを歩いていたら、奥の駐車場に銅像を見つけた。東照宮を作った棟梁という甲良豊後守宗廣という人で、滋賀県甲良町というところの人。滋賀に記念館があるらしい。名前も知らなかった。
 
 
 翌日は赤沼駐車場に車を置いて、小田代が原まで1時間ほど歩く。寒いのでそこから低公害バスで帰る。このバスも今月いっぱいで今シーズンは終わり。道は雪が硬く凍り、普段より歩きやすい感じ。今ごろは雪も少なく、道が平らにならされている。最近クマの目撃が多いが、さすがにそれはなく、野鳥(シジュウカラなど)を見ただけ。日光ではよく鹿や猿を見るが今回はどちらも見なかった。湿原も完全に冬枯れで、これはこれで美しいし、葉がないから風景はよく見える。快調なハイキング。写真で有名な「小田代が原のハルニレ」、よく「貴婦人」と言われるが、今回は冬の姿。
  

 それでもう戻ることにする。御用邸公園そばの「たくみ庵」で蕎麦を食べ、宇都宮へ。ここで宇都宮美術館へ寄る。ここは行ったように思ったけど行ってなかった。宇都宮環状道路を曲がって帝京大学の先。ちょうど紅葉真っ盛りの広い公園が素晴らしい。が、少し寒い。雨や夏の日は辛いだろうなと思うくらい、駐車場から遠い。マグリットの作品を買ったことで開設の時に有名になったけど、見に行ってなかったのか。マグリット展は東京で何度か見てるから記憶が定かでなかった。今回は「マックス・エルンスト展」をやっていた。コレクション展はなかったので残念。エルンスト展は日本にある作品が多いのでビックリ。好きな人は東京から行く価値がある展覧会だった。近くに「長岡百穴」という、埼玉の吉見百穴みたいな古代の墓地があり、そこによって帰った。
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日光小倉山もみじウォーク

2012年11月06日 00時20分35秒 | 旅行(日光)
 3日に六本木高校の文化祭。去年は独立した一本の記事を書いて、来年も行くと書いている。だから今年も行かないと。でもだんだん知ってる生徒も教員も少なくなる。今年の出し物は教えてない生徒が多いので、まあ書くのはやめておきます。卒業生何人かと会う機会。去年は前日が新文芸坐落語会で立川談春らを聞いていた。今年は翌日4日が早起き。だから割合早く帰って、日が変わらないうちに寝ないと。

 4日は5時半ころに起きて、7時には車で出る。日光の自然観察会。日光湯元ビジターセンター主催の「小倉山もみじウォーク」。この時期日光は紅葉狩り客で大混雑。特にいろは坂は毎年大渋滞で、2時間くらいかかる。今回の企画はその大渋滞を避けて、日光市内の霧降方面の隠れたスポットとウォークしようという、スグレモノ企画。僕たち夫婦は日光が好きで、よくあちこち行ってるけど、この小倉山近辺はちゃんと歩いたことがない。いつもは節約のため浦和の東北道入口まで下を通っていくんだけど(というか、この前は宇都宮まで4号線で行ったけど)、今回は近くの首都高から高速に乗る。たった2つのインター区間しかないし、右合流だから嫌なんだけど。車はすいすい進み、9時10分頃には集合場所の「日光木彫りの里工芸センター」へ。ここ始めてなんだけど、日光彫などの実演販売がある無料施設で、入り口に「鳴龍」があった。面白い施設。空は朝から素晴らしい天気。

 午前中は小倉山に登り、午後は野鳥の森散策。小倉山は登り口が判りにくい。しかし簡単に登れて、展望はないけど面白い。少し急登気味のところもあるが、特に登りにくいことはない。途中に「熊剥ぎ」が何か所か見られた。駅から霧降大橋を渡ってそれほど遠い地区ではないが、熊がいるのである。最近奥日光の戦場ヶ原でハイカーが熊に襲われるという事故が起こったけど、こんな下にも熊がいるのか。熊は樹皮を足ではいで、甘皮を食べるのが大好きなのだという。登った小倉山と熊剥ぎの写真。
 

 紅葉は少し早い感じだったが、それでもところどころ素晴らしいものが見られた。
 

 今回のお昼は近くの食堂でと言うことだった。お蕎麦屋がいっぱいだったので、霧降の滝方面へ行く交差点から近い「る・みしぇる」で。スパゲッティもあるが、これが人気らしいフランスのブルターニュ地方の家庭料理、ガレット(蕎麦粉のクレープ)を食べてみた。写真は海老のクリーム煮とトマト、レタスのガレット。デザートのクレープとのセットもあり。それを頼んだが、どっちも美味しい。ガレット800円は量からするとちょっと物足りないが、味と珍しさは満足。


 午後は近くの小倉山野鳥の森。ただし鳥はあまり見られなかった。(少しは見た。ヤマドリが飛び立つのも見た。)出発前に「双眼鏡の使い方講座」。そんなもん知ってると思うと、初めて知ったことがある。双眼鏡は、両方のレンズの間に「焦点調節リング」がある。それで焦点を合わせてオシマイだと思っていたら、実は右のレンズが独立して動く。だからまず右目をつぶって、真ん中のリングで左目の焦点を合わせる。今度は左目をつぶって、右のレンズを回して右目の焦点を合わせる。そして最後に両目で見て、真ん中のリングで最終調整をする。これは知らなかったなあ。

 鳥がいない代わりにあたり一帯鹿糞だらけ。そして日光連山の山並みが素晴らしく見える。こんなに全部見えるのは珍しい。男体山なんか午後になると雲がかかることが多い。写真一番左が男体山、右が大真名子山、続いて女峰山の連峰。一応鹿の糞の写真も。
 

 最後に紙が配られ、今日を詠んで一句。まあ途中で言われていたが、ホントにやるのかよ。俳句を作るのは久しぶりだなあ。なんか急には思いつかず、あまり自己表現はしないで、月並みに。
 「蒼天に 紅葉の映える 小倉山」
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日光でウォーキング

2012年09月06日 00時36分39秒 | 旅行(日光)
 日光へ旅行。僕はこの20年くらい毎年日光へ行ってるけど、最近は大体奥日光の湯元温泉、休暇村日光湯元に泊まる。50歳を超えてQカードという会員になってることも大きい。(全国の休暇村で使えるポイントカード。)休暇村なんていうと何だろうと思うかもしれないけど、どこも小奇麗で適正価格のホテルである。今回もそこで連泊。まだまだ残暑の東京を逃れて、涼しいというか夜は寒いとも言える奥日光で熟睡。

 去年も同じころに行ったんだけど、(それはブログに2回分書いた)夏の終わりという感じが好きなのかもしれない。去年は台風が来た後で滝や湖の水量がすごかったし、空気は澄み渡って、写真も実に美しいものが撮れた。今年はなんだか光が強すぎてうまく撮れないし、空気も澄んでなかった。ま、それはいいんだけど、結構人も多かった。湯元へ行くと小学生の団体がいっぱいで、日光に戻ってきたのは嬉しい感じもするけど、静かな旅にはならない。(去年は原発事故で日光旅行をやめた学校が多かった。)

 今年は朝早く、と言っても7時半ころに出た。家の真向かいがマンション工事中で、いつも車が停まってて、早く出ないと車を出せなくなる。それで高速を使わず、国道4号をひたすら行ってみる。「道の駅しもつけ」(栃木県下野町)はシャレた建物でビックリ。帰りに寄って買い物しようと思ったら、水曜日は休みだった。日光市内に入ると、去年は写真も載せた「食堂すゞき」で食べようと思ったら、臨時休業。夏休みと土日が終わったわけで、あちこち休みがあるのも仕方ない。

 今年は久方ぶりに日光山内へ行った。日光山内というのは、いわゆる二社一寺(東照宮、二荒山神社と輪王寺)の世界遺産区域のこと。足立区の小学生は施設が日光にあるから全員一度は行く。結婚後の夫婦旅行でも行ったけど、その時は戦場ヶ原一帯のハイキングの素晴らしさの方が思い出。その後、世界遺産記念で行われた大猷院(たいゆういん=家光を祀る)の家光の墓特別公開に行っただけ。日光はもう30回は行ってると思うけど、東照宮はいつも素通り。今回は久しぶりに行ってみようかとなったのは、東照宮の五重塔内部公開があるということで。でも、山内が複雑で場所がいつも頭に入らないので、まあいいかと共通券を買ってしまう。買った以上、全部見るぞと回ると、これが相当のウォーキング。疲れた。

 まず輪王寺。ここは三仏堂が工事中。工事も見られると言うけど、別料金。説明を聞いてると、とにかくありがたい仏のお守りを買いましょうと言う話になる。どこでもそうで、何だと言う感じ。東照宮へ行くと、団体の人だかり。確かに五重塔の公開はしてたけど、これも別料金。中に入るのではなく、扉があいてるだけ。まあ心柱の凄さは判った。五重塔の柱の知恵がスカイツリーに生かされたという話なのである。東照宮は外国人観光客が多い。それはいいけど、やっぱり陽明門などあまり好きになれない。日光山内で一番いいのは、間違いなく一番上にあって団体客がほとんど来ない大猷院である。静かだし、東照宮より装飾も落ち着いている。

 日光東照宮はキンキンキラキラのキッチュで、権力者の黄金趣味であって、秀吉の黄金の茶室よりはいいかもしれないけど、日本文化史の中では権力者の力の誇示にとどまる。という家永三郎先生の日本文化史の影響もあって、京都ではやっぱりワビサビの石庭なんかが良くて金閣寺は俗悪という考え方は基本的には僕のベースにある。俗悪の魅力を認めないわけではないけれど。と思っていたら、僕の認識を広げてくれたのが、考古学の都出比呂志氏の「王陵の考古学」(岩波新書)。日光東照宮も事実上の「王家の墓」という観点から見るべき建築物で、同時代的にはインドのタージ・マハルと比較できる。あるいは王陵ではないが、王権の誇示という点ではフランスのヴェルサイユ宮殿やオスマン帝国のトプカプ宮殿と比べるべきだというのであったと思う。なるほど。でも多分ヴェルサイユへ行っても、そっちも好きになれないと思うけどね。

 ということで一日目は案外疲れた。二日目は、これも何十年ぶりに刈込湖までハイキング。湯元温泉から光徳牧場までのハイキングコースがよく案内に出ている。そうすると今は車で行ってるので、行ったところに戻りたいのでこのコースは敬遠していた。でも湖まで行って戻ってくるなら、時間もそれほどかからずいいかもね。というコースなんだけど、休暇村の宿近くの林も素晴らしい。空は晴れ渡っている。
  

 昔はずいぶん山へ行ったけど、登りはじめに熱中症みたいになってしまうようになって、最近は本格的な山は難しい。今回も最初がきつい。途中で小学生の団体がいくつも。30分がきつくて、その後割と楽な道なんだけど、最後に今度は大胆に下りてしまう。ここを登り直すのか。そしてしばらくすると、「刈込湖」。少し行くと「切込湖」だけど今回は行かなかった。緑色の湖面が素晴らしく、小学生の一団は歓声を挙げていた。歩いて行かないと見れない「神秘の湖」である。


 戻ると1時過ぎ。連泊だからすぐに風呂に入れる。湯元温泉、それを引いて中禅寺、光徳温泉と言ってるのも含めてすべて掛け流し。まあ強烈な硫黄泉なので循環したくてもできないかもしれないが。季節や天気で色が変わることがある。今回は完全な緑の乳白色だったけど、入れ替えた2日目夜からは緑っぽい透明に近くなっていた。少しして光徳牧場へ行ってアイスクリーム。ここのは特上だと僕は思う。日光自然博物館へ足を伸ばして見学。

 3日目は少しゆっくり出て、10時20分の「低公害バス」で西の湖(さいのこ)入口へ。ここも毎年のように行っている関東有数の秘湖。途中のカラマツ林の美しさは素晴らしい。小田代が原なんかもいいんだけど、西の湖近辺も是非行って欲しい所。でも、今年はあまりの渇水ぶりに驚き。そこから歩いて千手ヶ浜まで。ここから見る男体山も素晴らしい、中禅寺湖は海みたい。
  

 西の湖は去年も行ってるので、ほぼ同じ場所で比較。去年の増水ぶりと今年の渇水ぶりがよく判る。通常はこの真ん中くらい。(今年は樹の前で撮影。樹の後ろでは遠すぎてよく判らない。樹のところまで水が来てるのは今までに去年しか知らない。杭と樹影で判断して。)
 
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日光けっこう紀行(3・4日目)

2011年09月09日 22時11分19秒 | 旅行(日光)
 3日目、快晴。いつもはゆっくりだが、この日は急いで朝食を取る。8時半すぎに出発して、9時15分赤沼茶屋出発の「低公害バス」を目指す。戦場ヶ原の奥に行くには、車を置いて公共バスに乗り換えなければならない。このバスがまた紅葉の頃には臭車上が満員で車を停められない。(車が赤沼に停められず、20分くらい歩いて行く三本松に停めた時もある。土日に行く場合は注意が必要。)めざすは、まずは「西ノ湖」(さいのこ)である。バス停を降り、吊り橋を渡り、美しいカラマツ林を抜けて、しばらく歩くと湖が見えてくる。素晴らしい天気である。
  
 西ノ湖は「日本の自然100選」に選ばれたこともある「関東最高の秘湖」だと思う。「秘湖」というのは、大きな湖の奥の方によくある、誰も行かないような小さな秘密の湖。何だかヨーロッパの伝説に出てくるような、静かで美しい湖。北海道には「三大秘湖」というのがあって、形容矛盾みたいな感じもするが、行ってみるとどれも実にいいところである。ここもバスで近くまで行けるようになって、人が増えてきたけど、まだまだ静か。でも、鹿が多くて10年くらい前に鹿除けで樹がガードに覆われてしまった。10回以上行っている気がするが、今回はいつもの2倍以上の大きさ。写真では樹が水につかっているが、そんなことがあるはずがない。その先にベンチもあったはず。すごい水量である。
  
 そのあとは歩いて中禅寺湖の東側、千手ヶ浜を目指す。30分くらい。中禅寺湖は一部が観光化されて人が多いが、周りが大きく外れの方に行くと静かな自然を楽しめる。男体山が今日も美しい。
 
 そこはバスの終点で、次のバスに乗って小田代ヶ原(おだしろがはら)で降りる。ここは湿原だけど大雨が降ると水浸しになってしまう。「小田代湖」とでも呼びたいくらい。有名なハルニレの木があっていつもカメラマンがいっぱいである。ここからぐるっと歩いて、戦場ヶ原経由で1時間半くらいで最初の赤沼に戻る。戦場ヶ原は去年「ナイトハイク」というのに参加した。夜に懐中電灯もつけずに歩くという怖い試み。冬にスノーシューで行ったこともある。もう何度も来てるのだが、そのたびに爽快な気分になる。尾瀬は遠いけど、ここはバスもあるから老若男女がたくさん歩いてる。車で通る時も気持ちいい。癒しのハイキングコースである。
   
 そのあとは、光徳牧場へ寄ってアイスを食べて、4時頃戻る。4日目は何だか名残惜しいので湯の湖畔を回って、湯元温泉街を回る。小学生の団体がいっぱいである。温泉寺のわきから湿原を通って源泉を見ることができる。それぞれの宿が持ってる湯小屋が立ち並んでいる。湯元温泉は本格的硫黄泉で温泉街に入ると硫黄臭がすごい。湧出量も多くて、中禅寺湖のあたりのホテルに皆給湯してるが、どこも「掛け流し」なのである。名湯だと思うが最近あまり評価されてない。帰っても洗濯物に硫黄のにおいがするようなのが、今は多少敬遠されるのかもしれない。
 
 その後、日光市街に降り、霧降の滝にもしばらくぶりで行ってみる。ここも水量が多いが、遠くからしか見られないので写真は載せない。市街に戻り鈴木食堂で食べて、帰路に。まさに「奥日光を歩かずして、結構というなかれ」の旅でした。今回は、北関東道が完成したので足利方面に寄り道。知的障害児が山を開きぶどう畑を作り、ワイン醸造をしたということで有名な、「ココファーム・ワイナリー」に寄ってみる。「こころみ学園」も近くにある。山一面がぶどう畑。ハーフワインを買ってみるが、車だと試飲できない。そこから佐野の名水100選「出流原弁天の湧水」により、道の駅で買い物して帰る。
  
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日光けっこう紀行(1・2日目)

2011年09月08日 21時26分23秒 | 旅行(日光)
 日光が大好きで、よく行っている。足立区民だと小学校の移動教室でも行くし、家族旅行でも行った。結婚して、車も持って、改めて日光の魅力を感じて、ここ15年くらいは毎年1回は必ず行っている。奥日光の一番奥の湯元温泉まで行って泊ることが多く、今回もそう。尾瀬に行くプランに申し込んだんだけど、台風の雨で中止になってしまった。尾瀬に行って疲れてすぐ帰るのも何なので、翌日も泊ることにしていたので、奥日光3泊というのんびり旅行。奥日光は1400mあるので、夏でも絶対涼しい。(日光市内だと暑い時もある。しかし、奥日光はいろは坂を上らないとダメ。それが車に弱い人には大変なんだけど。)

 さて、1日目。まだ雨が残っている。車は順調に進み、お昼過ぎには日光市内へ。最近は「食堂すゞき」で食べることが多い。(日光金谷ホテルや明治の館、その他湯葉料理の名店もいっぱいだけど。)ここは、イタリアで修業したというシェフのイタリアンなんだけど、「伊中和」と銘打ってラーメンやとんかつも出すという不思議なお店で、そっちがまた美味しい。場所は日光駅と東照宮の中間あたり、御幸町交差点角にあって、湯葉パスタなどが紹介されて観光客も多いが、地元の人もたくさんくる。
  
 今回は「ローマ風クリームソースの生パスタ」にする。チーズクリームがたまらなく美味しい。パン、サラダ、デザート付。ここへ来たら、一度はティラミスを食べるべし。セットのデザートは左からティラミス、プリン、アイスクリーム。いつもせっかくだからとイタリアンを頼んでしまうので、今回は帰りも寄って、ラーメンを食べた。パスタセットの半額で大満足。

 雨だから外はダメなので、月曜にやってる「田母沢御用邸記念公園」に寄る。ここは前に行ってるが、2000年に整備されて新しくなった。何度も前を通っているけどもう一回寄る気はなかった。(駐車場も有料だし。)前の雑然とした時代の方がいいと思う。明治時代に、皇太子(大正天皇)のために造られ、今上天皇が戦時中に疎開していたことで知られている場所。何か皇室宣伝っぽさが一杯になってしまった。前は2階をもっと見られたように思うけどな。庭から見た姿と。
 
 で、雨だし、早く宿へ行って風呂入って、なでしこ豪州戦を見る。宿は最近「休暇村日光湯元」に固定化されてきた。中禅寺から湯元まで10軒くらい泊ってるけど、ロケーションも室内もきれいで、安くて、食事もおいしい。半分洋室ですぐ寝られて気兼ねなく過ごせる。今回は3泊プランですごく安くてびっくりした。写真を載せると、なんだか民業圧迫みたいなので建物は載せない。まあお風呂だけ。内湯と露天。

 最近10年ほど、毎夏行われる「奥日光森のコンサート」に通っていた。今年は行かなかったのだが、たまたま5日に、「ミニコンサート」があった。「森コン」を中心になって続けてる宮地ゆみさん(ピアノ)をまた聞けて良かった。今回はヴァイオリンの粂川吉見、正子夫妻と一緒にクラシックの小品を中心に。浴衣がけ、子どももいていいですよとホテルのロビーでやる気軽なクラシックのコンサート。避暑地の宿で毎年続いてる。素晴らしい。たまたま今年も聞けてうれしかった。
  
 2日目。まあ雨は上がってるけど、通れないハイキングコースもあるらしいし…。じゃあ、水量も多いだろうし、滝めぐりでもしようかな、と。まずは、湯元から少し降りて、湯滝へ。駐車場で「水量が3倍くらいある」と聞く。確かにすごい。小滝を回る40分程度のハイク。小滝というのは初めて見るけど、川の水量自体が多い。ところでそのコースの橋の上で赤とんぼ(アキアカネ)がいた。今の日光は赤とんぼがムチャクチャ多いけど、これはなんと!よく見ると、というか写真じゃわからないと思うけど、「蛾を食べているところ」である。胴体は食べきって、羽まで食べた。(写真は左が湯滝、中が小滝)
  
 続いて、華厳の滝へ。ところが驚くべし、ホントにすごいのはこっちだった。普通は毎秒2トンのところ、その日はなんと毎秒70トン。実に35倍。大音響。もう水煙というか、すさまじい水の落下であたり一面水しぶき。展望台でも濡れる、濡れる。
   
 お昼を食べた後は、「イタリア大使館別荘記念公園」へ。ここも何回も来てるけど、実に気持ちいいところ。昔、日光が外国大使館の避暑地だった時代があるという。イタリア大使館の別荘は今は無料公開され、人気スポットになっている。湖に面して椅子があるからついウトウトする。そういう時間を超越したような場所である。15分くらい駐車場から歩くが、それもよしで。内部と外観、桟橋風景。
  
 湖畔を歩くと、男体山が美しい。せっかくだから、半月山道路(中禅寺湖スカイライン)を行って、上から中禅寺湖と男体山を見る。(この湖と山は、日本有数の山岳景観だと思う。)日光は世界文化遺産と日本百名山(男体山と日光白根山)の両方がある日本唯一のところ。(自然遺産だったら屋久島もそうだけど。)男体も白根も登ってるけど、男体は直登でなかなか辛かった。上の方はずっと崩れてる。また動物もよくみられるところで、猿や鹿なんか珍しくない。見ない方が珍しい。スカイラインで見た鹿を。
  
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