茨城県へ小旅行。大子(だいご)温泉に泊ったので一応温泉旅行になるが、それより水戸の梅などを見に行こうかなという企画。梅だけならもう少し後の方がいいけど、ホテル奥久慈館という伊東園グループの宿に(妻の)誕生月割引で泊まるというお得企画。伊東園を家族で利用するのは初めて。それより日本三名園を、高校生で岡山後楽園、数年前に金沢兼六園を見たのに、一番近い水戸偕楽園を見てない。毎年梅の時期に行こうかなと思いつつ先延ばしになっていた。
関東も晴が続いて乾燥する時期が終わり、最近は3日に一度ぐらい雨が少し降っている。それが今回は完全に2日目に当たってしまった。雨で寒い一日になってしまい、なんと今回も偕楽園は行かなかった。無理してみるほどの気はない。ちょっとばかり「車窓見学」したところ、まあ梅は咲いていて、雨でも見ている団体客がいた。今回の旅行で一番の大当たりは、一日目の昼食。時間的にお昼は水戸周辺で蕎麦屋を探した。旅行ではまず蕎麦。茨城は「常陸秋そば」が美味しい。
今回見つけたのは、那珂市の木内酒造の蔵を利用した「酒+蕎麦 な嘉屋」という店。那珂インターから少し迷ったが、オシャレな感覚で気持ちいい店。もっともお酒は車で行ってるので飲めないのが残念だ。茨城県民のこよなく愛するという「けんちん蕎麦」を頼む。冷たい蕎麦を熱いけんちん汁で食べる。この「けんちん汁」が絶品で、野菜がとにかく美味い。(妻が頼んだ「ローズポークのつけ蕎麦」も美味しそうだった。)帰りに梅酒と発泡日本酒を買って行ったが、これも良かった。
(「酒+蕎麦 な嘉屋」)
28日は完全に雨だということで、水戸へ戻って弘道館を見ることにした。それなら水戸でお昼を食べた方がいいんだけど、さっきの店は木曜休みなのだ。弘道館は数年前に行ったとき震災後の修復工事中だった。水戸城三の丸に徳川斉昭によって建てられた藩校で、国の特別史跡。梅林もかなりあって、水戸の梅まつり会場の一つ。水戸は徳川御三家の一つだが、関東地方には大きな城が築かれず、水戸城と言われてもイメージがない人が多いだろう。天守閣はないながら、三階櫓などがあったが幕末の争乱と大戦の空襲でかなり焼けてしまった。
弘道館では、正庁・至善堂・正門が当時のまま残されていて、国の重要文化財。正庁は中を見ることができるが、まあ似たような建物と大きな違いはないと思う。むしろ庭の梅が今の季節はうれしい。水戸城は「日本100名城」に選ばれているが、スタンプは弘道館に置かれている。弘道館の周りには神社など関連史跡があるが、再建されたもの。堀や土塁に囲まれた二の丸、三の丸には現在では高校や小学校が建てられている。最近テレビのロケなどでよく使われている「茨城県三の丸庁舎」もここにある。むしろ三の丸駐車場向かいにある「低区給水塔」(下の写真の最後)が面白い。中には入れないけど、1932年に建てられた登録文化財。
ところで写真を撮ったのはここまでで、28日は一日雨で一枚も撮らなかった。弘道館からはひたすら北上して、道の駅に寄りながら奥久慈へ。ここら辺は面白いものが多く、ホントはもっとゆっくりしたいところ。「袋田の滝」は前に見たから、今回は二日目に近くまで行って雨で断念した。(昔、袋田温泉ホテル、今の「思い出浪漫館」に泊って、翌日水戸芸術館で「ク・ナウカ」の芝居を見たことがあった。)「ホテル奥久慈館」は温泉が塩素臭たっぷりの循環で残念だけど、食事は十分満足できた。365日同一料金、食事はバイキングの宿である。
二日目はまず「道の駅常陸大宮」でゆっくり買い物。前日にチェックしておいたものをまとめ買い。すごく充実した道の駅で、美味しそうなものをつい買いすぎる。この地域はいろんなもの、奥久慈しゃも、奥久慈こんにゃく、いちご、卵…、地粉の乾麺もあるし、真っ黒なインゲン豆の甘納豆は珍しい。その後、徳川ミュージアムに行き、もう博物館や美術館はいいかという感じで、水戸市森林公園までドライブして、「森のシェーブル館」でコーヒー飲んでチーズを買う。それで一路帰るが、守谷サービスエリアでついどら焼きを買ってしまった。「土浦一高生が贈る青春の黒蜜きな粉れんこんもちどら焼き」って何だろうと思うよね。
関東も晴が続いて乾燥する時期が終わり、最近は3日に一度ぐらい雨が少し降っている。それが今回は完全に2日目に当たってしまった。雨で寒い一日になってしまい、なんと今回も偕楽園は行かなかった。無理してみるほどの気はない。ちょっとばかり「車窓見学」したところ、まあ梅は咲いていて、雨でも見ている団体客がいた。今回の旅行で一番の大当たりは、一日目の昼食。時間的にお昼は水戸周辺で蕎麦屋を探した。旅行ではまず蕎麦。茨城は「常陸秋そば」が美味しい。
今回見つけたのは、那珂市の木内酒造の蔵を利用した「酒+蕎麦 な嘉屋」という店。那珂インターから少し迷ったが、オシャレな感覚で気持ちいい店。もっともお酒は車で行ってるので飲めないのが残念だ。茨城県民のこよなく愛するという「けんちん蕎麦」を頼む。冷たい蕎麦を熱いけんちん汁で食べる。この「けんちん汁」が絶品で、野菜がとにかく美味い。(妻が頼んだ「ローズポークのつけ蕎麦」も美味しそうだった。)帰りに梅酒と発泡日本酒を買って行ったが、これも良かった。
(「酒+蕎麦 な嘉屋」)
28日は完全に雨だということで、水戸へ戻って弘道館を見ることにした。それなら水戸でお昼を食べた方がいいんだけど、さっきの店は木曜休みなのだ。弘道館は数年前に行ったとき震災後の修復工事中だった。水戸城三の丸に徳川斉昭によって建てられた藩校で、国の特別史跡。梅林もかなりあって、水戸の梅まつり会場の一つ。水戸は徳川御三家の一つだが、関東地方には大きな城が築かれず、水戸城と言われてもイメージがない人が多いだろう。天守閣はないながら、三階櫓などがあったが幕末の争乱と大戦の空襲でかなり焼けてしまった。
弘道館では、正庁・至善堂・正門が当時のまま残されていて、国の重要文化財。正庁は中を見ることができるが、まあ似たような建物と大きな違いはないと思う。むしろ庭の梅が今の季節はうれしい。水戸城は「日本100名城」に選ばれているが、スタンプは弘道館に置かれている。弘道館の周りには神社など関連史跡があるが、再建されたもの。堀や土塁に囲まれた二の丸、三の丸には現在では高校や小学校が建てられている。最近テレビのロケなどでよく使われている「茨城県三の丸庁舎」もここにある。むしろ三の丸駐車場向かいにある「低区給水塔」(下の写真の最後)が面白い。中には入れないけど、1932年に建てられた登録文化財。
ところで写真を撮ったのはここまでで、28日は一日雨で一枚も撮らなかった。弘道館からはひたすら北上して、道の駅に寄りながら奥久慈へ。ここら辺は面白いものが多く、ホントはもっとゆっくりしたいところ。「袋田の滝」は前に見たから、今回は二日目に近くまで行って雨で断念した。(昔、袋田温泉ホテル、今の「思い出浪漫館」に泊って、翌日水戸芸術館で「ク・ナウカ」の芝居を見たことがあった。)「ホテル奥久慈館」は温泉が塩素臭たっぷりの循環で残念だけど、食事は十分満足できた。365日同一料金、食事はバイキングの宿である。
二日目はまず「道の駅常陸大宮」でゆっくり買い物。前日にチェックしておいたものをまとめ買い。すごく充実した道の駅で、美味しそうなものをつい買いすぎる。この地域はいろんなもの、奥久慈しゃも、奥久慈こんにゃく、いちご、卵…、地粉の乾麺もあるし、真っ黒なインゲン豆の甘納豆は珍しい。その後、徳川ミュージアムに行き、もう博物館や美術館はいいかという感じで、水戸市森林公園までドライブして、「森のシェーブル館」でコーヒー飲んでチーズを買う。それで一路帰るが、守谷サービスエリアでついどら焼きを買ってしまった。「土浦一高生が贈る青春の黒蜜きな粉れんこんもちどら焼き」って何だろうと思うよね。