goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

見えない電気をどうするか?

2009年10月26日 | オートバイ
30年以上前のオートバイでも電装系統は存在する。

したがってレストア作業においても接触不良から始まって、接続の間違え等で苦しむ可能性は
大いにあるはず。

良く「電気は見えないから嫌い」と聞くことがあるが、見えない電気も見えるようにすれば故障
箇所が発見でき、修理が出来るようになる・・・はず

実は、電装系が正常に働かないと言う問合せ電話を最近受けた。

「バッテリーは大丈夫ですか?」 と尋ねると、「キチンと充電しました」とのことだが、バッテリー
の電圧を測定していない。(測定する手段がないらしい)

ダメになったバッテリーは充電しても復活しないことは多いし、車体に搭載した状態で電圧を
確認できないと、最終的な判断が出来ないと思う。


見えない電気を見えるようにする秘密兵器が「テスター」

昔は高価な測定器だったが、最近は信じられないくらい安いものも売られているようだ。

「どんなテスターを買えばいいの?」との質問もあるけど、できればある程度きちんとしたアナログ
テスターが良いと思うと答えている。

アナログテスターの良さは、針で表示するので「直感的」に数値を読み取れる。

注意することは、測定時にテスター本体を斜めにしていると正確な数値が得られないということや、
衝撃に弱いので乱暴に扱わないことくらいか?

もちろんデジタルテスターでも乱暴に扱ってはダメ! 測定器なんだから!


このテスターは自宅用として5年位前に買ったものだが、3千円くらいだったと記憶している。

電池交換はしているが、特に故障もなく便利に使っている。

ケーブルを本体に巻きつけて保管できるのは便利だが、断線すると本体を分解して修理しないと
いけないので、ケーブルは取り外し式の方が、長く付き合える思う。

測定ケーブルだけも売っているからね!

秋葉で探すと、中国製だが千円位のデジタルテスターも売っている。

まぁ、実際には安価なデジタルテスターでも、十分に役にたつのではないだろうか?


店で使っているのは小型のアナログテスターと、このblogに良く登場し、フーエルタンクに縛り
付けられたまま走行テストに連れ出されたりしている、このデジタルテスター。

20アンペアまで測定できるすぐれもので、昔勤めていた会社で、若い技術屋がゴミ箱に捨てた
やつを拾ってきて使っている。

太陽電池で充電できる環境に優しい?テスターなんだけど、太陽電池が働かないとのことで、
捨てられちゃったんだよね。

簡単な修理で治ったのにぃ、可哀想・・・

でも今では大活躍!

走行時でも、振動に影響なく数値を読み取りやすいのがデジタルテスターのメリット!

勘違いしないで欲しいのは、デジタルだからといって正確ではないってこと!

「デジタルテスターで測定した電圧なので正確です」と言う電話もあるけど、これって変でしょ?

確かに読み取り誤差はないと思うけど・・・

とにかくテスターがないとバッテリーの電圧を測ることも出来ないし、断線すら判断することが
出来ないので、是非とも入手して欲しい測定器(工具)!

できれば簡単な導通チェッカーを作っておけば、断線のチェックはスムーズかも?


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雨の作業は辛いぜ

2009年10月26日 | オートバイ
困ったことに週末は雨続き。(だれのせいだ!)

日曜日も降ったり止んだりと、オートバイを外に出すには心配な空模様だった。


こんなときは、ひさしを出して狭いスペースでの作業になる。

大雨でない限りは大丈夫なんだけど、作業効率は落ちるね・・・


最後まで悩んでいた整流器の防水対策だが、ケースの合わせ面にラバーでパッキンを作り、
水の浸入を防ぐことにした。


内部もシール材とシリコンで、水の浸入を出来るだけ防ぐようにコーティングした。

ここまで処理すれば、水中にでも入れない限り大丈夫だろう。


アイドリング状態でヘッドライトを点灯させると、ほんの少しずつだがバッテリーの電圧が
下降してくるが、少し回転を上げるだけで充電が開始されるらしく、電圧も少しずつ上がる
ので問題はなさそう?

具体的な数値が欲しかったが、HS1には回転計がない・・・

ふと気が付くと、例の秘密兵器に回転数表示機能があったはず?


んでもって、秘密兵器の登場!

アイドリングは1,200回転時には少しずつ電圧が下がるが、アイドリングを上げていき、
1,800回転を越えると充電が開始される。(電圧が上がり始める)

いいんでないの?

最初に実験していた樹脂ケースに比べると、アルミケースの放熱効果が大きいようで、
ケースの温度も心配ない程度で収まっている。


と言うことで、ご注文をいただいた方々には、順番にご連絡をお入れします。


次はエアクリーナ・エレメントかなぁ

コメント (3)
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