goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

ここ数日のRD125青丸タンク1

2016年12月03日 | オートバイ

やはりと言うか、嫌な予感は的中するというか・・・


以前も遭遇したRD125丸タンクのクラッチすべり現象が発生してしまった。


以前と同じ解決方法で終わらせては、あまりにも芸がない気がした。







現在入手可能なフリクションプレートは、36X部番に変更されているが、厚さが3ミリになっている。


当時の307部番のフリクションプレートは3.2ミリなので、3ミリと言う数値は交換基準と言うこと?


いままでは・・・


交換基準値まで磨耗してしまった場合、クラッチスプリングのプリロードが減ってしまうので滑ると思っていた。


以前はクラッチプレートを1枚追加することで、滑らなくなった。


でも、構造的に考えて、クラッチの容量が増えているわけではないことも、わかっていた。


さて


今回も1枚増やせば解決できると思うけど、技術的な裏づけが欲しかった。


この子の場合、入院時にはクラッチスプリングにワッシャが追加されていた。


オーナーさんが車両を購入したときから、この状態だったはず。


さすがにワッシャでは芸がないので、HS1のクラッチスプリングで試してみた。


・・・滑る。


数値的には2ミリほど長いスプリングなので、ワッシャを入れたことと大差はないはず。


でも滑るんだ・・・


まさか!


クラッチボスとプレッシャープレートが接触しているんぢゃないか?


もしそうなら、どんな強烈なスプリングでも解決できないはず。







フリクションプレートが・・・3ミリが5枚で・・・15ミリ


クラッチプレートが・・・1.6ミリが5枚で・・・8ミリ


合計で23ミリになる。







んで、クリアランスは・・・22.5ミリ?


その差は、0.5ミリしかない。


う~ん


部品の個体差もあると思うけど、この数値では滑る可能性はあるだろう。


クラッチストロークや切れ具合にも関係してくるとは思うが、もう少し余裕があっても良い気がするが。


この子の場合、悔しいけどクラッチプレートを追加して対応することにした。







これで滑らずに走れるようになってくれた。





でも・・・


この症状はRD125でしか遭遇していない。


AX125では、普通に走れるので、なにかが違うんだろうか?


すでに3.2ミリのフリクションプレートを発注しているので、入荷したら検証してみようと思っている。







YA0005

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする