goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

新しい患者さん(RD50銀1)

2016年12月18日 | オートバイ

以前より部品等でお付き合いさせていただいていたお客さんが、土曜日に突然のご来店。


フューエルタンクの錆び取りに関する相談をいただいた。


車からRD50を降ろして各部を確認すると、かなり怪しい状態?(失礼)


フロントブレーキもマスターシリンダーに問題がありそうだし、キャリパーピストンの動きも変だった。


と言うことで・・・







入院することに決定!





細かく見ていくと、フロント周りに爆弾が潜んでいるような気がする。


ステムベアリングは、かなり痛んでいるようだけど、他にも・・・







ステアリングを真っ直ぐにしても、フロントホイールは右を向いている。







左側のハンドルストッパーは問題ないけど・・・







右側は、かなり変形している。


しかも、三又の錆が気になる。





同じ練馬区の方だったので、本日ご足労いただき、状況説明と今後の進め方の打合せを行った。





さて


分解して確認するか!







あいや!


フロントホイールを外したら、ブレーキのパッドが落ちてきた!


まぁ、このタイプでは良く見かけるので、特に驚きはしないけどね。


それより、前後タイヤを某ショップで交換したばかりとのことだが、そのとき何も言われなかったらしい。


ホイールを外したらわかると思うんだが・・・







右側インナーチューブが、曲がっている。







フォークシール部分は錆が酷いけど、インナーチューブの見える部分に錆びはなさそうだ。


まぁ、錆がなくても曲がっていればダメだけど。







このままでは自立しなくなっちゃうので、ひとまず組み戻した。







でも、今度はホイールカラーが入らなくなってしまった!


インナーチューブの固定角度がずれたんだと思う。


ここでジタバタしてもしかたがないので、それなりに組み込んぢゃう。





気を取りなおして、もうひとつの心配事を処理しておこう。







ところが!


思いのほか状態が良かった、フロントのブレーキキャリパー!







スライドピンに錆が出ていない!


しかも!


簡単に引き抜けた! <これって、ある意味奇跡かも?







ピストンは錆びも出ているが、これは代替品が存在しているので、あまり心配していない。





今後の進め方を考えないとなぁ





選択肢1

インナーチューブの曲がりを修正して使用する。

錆があれば再メッキが必要となり、費用がかさむ。

三又が歪んでいれば簡単にいかない。



選択肢2

フロント回りを交換する。

たしかRD50のフロント周りが丸ごとあったので、メンテナンスして組み替える。

年式が微妙に違っていたと思うが、同じ17インチモデルなので、大丈夫?





結局は重整備になっちゃうんだよなぁ・・・年式的にもね。







YF0005

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする