2001年から続いていた「クワイナー一家の物語」。先日最終巻の第7巻が出て、
もう読み終わってしまいました。
クワイナー一家物語とは、「大草原の小さな家」の、ローラのかあさんの話です。
キャロライン(=かあさん)が、5歳のときから話は始まり、最終巻の7巻で
幼なじみのチャールズ(=とうさん)と再会し、プロポーズを受けるところで終わります。
下段真ん中の第5巻の表紙で、バイオリンを弾いているのがチャールズで
この場面は、二人が初めて出会ったときです。
そして、第7巻はこちら。
『二人の小さな家』
シーリア・ウィルキンズ 作 ダン・アンドレイアセン 画 土屋京子 訳
題名の「二人の小さな家」は、これから二人が暮らしていく家のことですね。
私は‥夫いわく「ちょっと尋常じゃない感じで語るよね」‥大草原の小さな家シリーズが
大好きなのです。
(もうすこし言うと、むかしテレビドラマで観た「ローラのとうさん」がそもそも
大好きの始まりなのです。)
ローラのものはすべて読み、ローラの娘のローズが書いた本も読み、
もっと読みたい、もっと知りたいと思っていた時に、このかあさんのシリーズが
あることを知りました。(以前のログ ☆)
ローラによって書かれた、大草原~とは違い、こちらは、残っている手紙をもとに、
作家によって構成された話なので、実際にはなかったかもしれないエピソードも
含まれているかもしれませんが、私はちっとも気にしません・笑。
南北戦争前後のアメリカで、フロンティアを目指した、「ふつうの家族」が
力を合わせて日々の暮らしを送っていく姿が、とても好きなのです。
特に、この第7巻では、ローラのとうさん、かあさんになる二人の恋人時代が
描かれ、後の物語を十分知っているにもかかわらず、その成り行きにどきどき
したりもしました。
キャロラインは、ミルウォーキーの大学を出て、町立学校の教師として
充実した毎日を送っていた中で、チャールズを慕う自分の気持ちと、仕事を
続けて行きたいという気持ち、家族の側に居てもっと両親を助けたいという
気持ちなどで揺れ動きます。
でも、最後には、おかあさんに自分の気持ちをすべて話し、おかあさんは
こんなことをキャロラインに伝えます。
「でも、悲しみがなかったとしたら、喜びもそれほど輝かないんじゃないかしら」
おかあさんはキャロラインをじっと見つめました。
「悲しみも喜びも、両方とも人生の大切な要素なのよ、キャロライン。
それをどう受けとめていくかが、生きるということなの」
このおかあさんの言葉は、私の胸にも、染み入りました。
邦訳はされていませんが、キャロラインのおかあさんの物語‥ボストンで
お針子をしていた‥や、
スコットランドからアメリカに来た、おばあちゃんの物語も、アメリカでは出版
されているらしいです。
私は、ローラの物語を、またはじめから読んでみたい気持ちになっています・笑。
もう読み終わってしまいました。
クワイナー一家物語とは、「大草原の小さな家」の、ローラのかあさんの話です。
キャロライン(=かあさん)が、5歳のときから話は始まり、最終巻の7巻で
幼なじみのチャールズ(=とうさん)と再会し、プロポーズを受けるところで終わります。
下段真ん中の第5巻の表紙で、バイオリンを弾いているのがチャールズで
この場面は、二人が初めて出会ったときです。
そして、第7巻はこちら。
『二人の小さな家』
シーリア・ウィルキンズ 作 ダン・アンドレイアセン 画 土屋京子 訳
題名の「二人の小さな家」は、これから二人が暮らしていく家のことですね。
私は‥夫いわく「ちょっと尋常じゃない感じで語るよね」‥大草原の小さな家シリーズが
大好きなのです。
(もうすこし言うと、むかしテレビドラマで観た「ローラのとうさん」がそもそも
大好きの始まりなのです。)
ローラのものはすべて読み、ローラの娘のローズが書いた本も読み、
もっと読みたい、もっと知りたいと思っていた時に、このかあさんのシリーズが
あることを知りました。(以前のログ ☆)
ローラによって書かれた、大草原~とは違い、こちらは、残っている手紙をもとに、
作家によって構成された話なので、実際にはなかったかもしれないエピソードも
含まれているかもしれませんが、私はちっとも気にしません・笑。
南北戦争前後のアメリカで、フロンティアを目指した、「ふつうの家族」が
力を合わせて日々の暮らしを送っていく姿が、とても好きなのです。
特に、この第7巻では、ローラのとうさん、かあさんになる二人の恋人時代が
描かれ、後の物語を十分知っているにもかかわらず、その成り行きにどきどき
したりもしました。
キャロラインは、ミルウォーキーの大学を出て、町立学校の教師として
充実した毎日を送っていた中で、チャールズを慕う自分の気持ちと、仕事を
続けて行きたいという気持ち、家族の側に居てもっと両親を助けたいという
気持ちなどで揺れ動きます。
でも、最後には、おかあさんに自分の気持ちをすべて話し、おかあさんは
こんなことをキャロラインに伝えます。
「でも、悲しみがなかったとしたら、喜びもそれほど輝かないんじゃないかしら」
おかあさんはキャロラインをじっと見つめました。
「悲しみも喜びも、両方とも人生の大切な要素なのよ、キャロライン。
それをどう受けとめていくかが、生きるということなの」
このおかあさんの言葉は、私の胸にも、染み入りました。
邦訳はされていませんが、キャロラインのおかあさんの物語‥ボストンで
お針子をしていた‥や、
スコットランドからアメリカに来た、おばあちゃんの物語も、アメリカでは出版
されているらしいです。
私は、ローラの物語を、またはじめから読んでみたい気持ちになっています・笑。