しばらく前のことになってしまいましたが、3学期の最後の
よみきかせのことを、書いていなかったので、記録として残しておきたいと
思います。
3月18日(金) 2年生のクラス
読んだのは、『ぐりとぐらのおおそうじ』とかがくのとも4月号の『にているね!?』
この日は、私たちの地域で、初めて計画停電が実施された翌朝でした。
初めての停電で、しかも時間は夜の7時から10時まで。
大人の私にとっても停電はとても久しぶりのことで‥子供たちにとっては
「ほんものの、初めての」停電でした。
こわかったかな、大丈夫だったかな、と思いながら、教室に入ったけれど、
いつも通りに、机を後に寄せて、床に座布団を敷いて、はやくはやくと
言っているような目に囲まれて‥「いつも通り」の有難さを感じながら
絵本を開きました。
「ぐりとぐらのおおそうじは、春だけど、みんなはいつ、おおそうじを
する?」と訊いたところ、「学期のおわりです」と答えたとても賢そうな女の子が
居て、びっくりしました。
「お正月の前」って、はりきって答えてくれるかと思っていたんだけど‥笑。
『にているね!?』は、かがくのともの新刊です。
じぶんでいうのも なんだけど
うまは かっこいいよね
うん ほんとうに かっこいい
そうおもわない?
という馬に、横から椅子が話しかけます。
ああ
たしかに そうおもうよ
なかなか かっこいい
それに‥
おまえ
おれに にているよね
共通点を次々に挙げられて、ちょっと違うのでは、と思っていた馬も
だんだんそうかもしれないと、思わされてくるところが、とてもおもしろいです。
(新年度も、図書ボランティアは続けさせてもらう予定です。)