昨日は、小学校の読み聞かせ当番の日のでした。
ペアさんとともに、3年生のクラスへ行きました。
まずペアさんがこちらの絵本を読みました。
お布団の模様からも感じ取れる通り、韓国の作家さんの絵本です。
中ほどで、新しい別々の毛布(というより、布の中に綿を入れて作ってもらうので
薄いお布団って感じですが)を作ってもらえることになり、それぞれ選んだ布を
たらいに入れて、足でちゃぷちゃぷ踏んで洗うところの絵が、とても新鮮でした。
4分くらいの短い絵本だったので、もう1冊。
こちらは、表紙を見せて、題名言ったとたんに、うしろの方の男子が
背伸びして見てました。
男の子は特に好きそうなはなしです。
微妙に科学絵本っぽいなあと思って聞いていたら、
からだのしくみについて楽しく学べる、絵本「すごいぞ! ぼくらのからだ」シリーズ
の、3作目だそうです。こどもの骨は大人より多くて、260本以上あるって(たしか)
言ってました。
突然だけど、骨って何本あるか知ってる? とかの、会話をはさんでも
よかったのかなーと、思いました。
そして、3冊目で私が読んだのはこちら。
図書館の、「こどものとも」のバックナンバーの棚から見つけました。
2014年6月号です。
まげすけさんの仕事は、髪結い。
家に帰ると、必ず家の道具に話かけます、こんな具合に。
「しょうじさん、いつも あけたり しめたり ごめんなさいよ。
げたさん、るすばん ごくろうさんだね。
あんどんさん、いま ひを いれますよ」
食事の時も、同じようにおひつやしゃもじに話かけ、
「おまえたちも くちが きけたら いいのにねえ」 と いうと、
翌朝、なんとしゃもじが起こしてくれるではありませんか!
だんなさまが いつも おいらたちを かわいがってくださるんで、
きょうから じゅんばんに はなしあいてを させていただきやす
こうして毎日順番に道具をひとつづつ連れて仕事に行くうちに、
たちまち町の評判になるまげすけさん‥。
噂が広まると、それを聞きつけて悪いことをしようと企む人が居るものですが、
あるとき、道具たちは見世物小屋をとりしきるわるべえたちに奪われて
しまいます。
お話のポイントは、「道具たちはまげすけさんが話しかけたときしか喋らない」
ということで‥最後はめでたしめでたしで、おわりです。
活劇調で、江戸のべらんめえ言葉が、読んでいてちょっと癖になる(笑)
楽しいお話でした。
3年生という学年は、こどもが一番子供らしさを発揮できるときだと、
だいぶ以前に聞いたことがありますが、昨日の教室でも、後から読む私が
教室の後ろの方に座ると、前に居た男子がまわりの友達をつっついてそれを
教え、ちらちらと私の方を見てにやにやしていました。
そして、なぜかそのあたりの数人の男子、手には三角定規を持っていました。
ビニールケースに入ったままでしたが、なにかの暗号か! 笑。
次は何年生のクラスかな。楽しみです。
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