この本も、SNSでとてもよく見かけて‥
タイトルと表紙に惹かれて図書館に予約してました。
(そしてやっと読了)
岸本さんのエッセイを読むのは初めてでしたが、
お名前は『掃除婦のための手引き書』で知ってました。
いや、正確には、その後書きの、岸本さんの文章が
わかりやすかったので、それからお名前を意識し、
だったかもしれません。
でも、よく思いだしてみれば、その前からこの絵本や
あの絵本の、翻訳者ということで知っていたのです、たぶん。
『死ぬまでに行きたい海』
残念ながら、そこはどこの海なのか、表題作のエッセイは
ありませんでしたが、代わりに、海芝浦駅とか、養老天命反転地
とか、ディープな場所を知ることができました。
お父さんのお墓があるという丹波篠山の従姉たちとの記憶や、
三崎、バリ島、上海のはなしも面白かったです。
テンポのよい語り口調と、さらけ出した日常に、ほんの少しの
非日常が混じっているあたりが絶妙でした。
(いろんな書店の人が推してくるのも納得です)
ちなみに、表紙を飾っている「猫の形の陶器の枕」は作者が
上海で買ったもので、今も家の中でいちばん大切な物だそう。
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