本日は5年生のクラスでの読み聞かせ当番でした。
今日の絵本はこちら
読み終わるのに14分くらいかかる長い絵本なので
1冊だけ。
読み聞かせを界隈ではとても有名な絵本じゃ
ないかな、と思いますが、私は小学校で読むのは
初めてでした。
お話の舞台はスリランカにあると小さな村。
アンゴウ、マンゴウ、ランゴウというなまえの
三にんのげんきのいいおかみさん と
むらはずれのもりのなかには、くいしんぼうぎつねの
ホイティがすんでいました。
いつもおなかをすかしているホイティは、ある晩
アンゴウさんの家のとてもよい匂いに誘われて家の中を
のぞき込み、そして風にはためく洗濯物をみて、
いいことを思いつきます。
シャツやサロンを身に着けて、「あわれなたびのもの」
として、アンゴウさんから食べ物を分けてもらう作戦
です。
サロンの下からはみ出したしっぽで、きつねだとバレて
しまったことに気が付かず、ホイティは得意になって
森へ帰っていきました。
すっかり味をしめたホイティはその後、マンゴウさんの
家へ。そしてランゴウさんの家にも行き、ごちそうに
なり大得意。アンゴウさんたち三人も、ホイティの話を
ネタにして大笑いし、とても楽しそう!
でしたが、アンゴウさんが偶然、ホイティが自分たちを
ばかにしている歌を聞いてしまい、物語は一転、しかえしの
お話へ。
いたいめにあわすより、もっといいしかえしを、
おもいつきました。ひとつ、あのきつねを、
うんとからかってやろう、ということになったのです。
表紙でホイティが身にまとっているピンク色のきれいな
衣裳は、アンゴウさんのふるいはなよめいしょう
だったのですねー。花嫁さんに仕立て上げられ、
はやしたてられ、ホイティはひっしでもりににげかえりました
そして、「やれやれ、あの三にんは、ばかじゃなかったんだ」
ウェッタシンハさんの絵が、とても良いですねー。
スリランカの小さな村でわちゃわちゃ楽しそうに暮らす
三人のおかみさんたち、バカ呼ばわりされていることを
知らなければ、だまされているふりを続けて、ホイティに
何度もごちそうし続けてくれたのかなー。
日々の暮らしのちょっとした息抜きというか、笑いの
提供者だったのでしょうね、ホイティが‥。なんて
想像したりしました。
教室の5年生は、へえ、スリランカの話なんだーという
感じで、よく耳を傾けてくれていたように見えました。
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