音楽の喜び フルートとともに

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ピアノ

2008-12-13 23:11:06 | Weblog

咳を鎮め、ビタミンCをとるスペシャルドリンク:
 
片栗粉 大さじ1、しょうがすりおろし 小さじ1、お砂糖 小さじ1、レモン汁 4分の1個分
 水 大さじ1を入れて、良く混ぜる。後はポットのお湯を入れてすばやくかき混ぜます。

生姜糖にレモン足しただけです。ピアノのSさんは、咳じゃなくてお腹にきたそうです。忙しいのに仕事を休まず、がんばっています。

「シャンソンとパディヌリ」は前半部分は微妙なテンポのゆらぎが、これからって感じ。後半部分は、ピアノとフルートのアンサンブルが肝心。細かい動きの中にピアノが入ってきます。夏にも何度か遊びでやっているので、なんとかなりそう。一回目の合わせにしてはまあまあ。

あと、イベールの一楽章と、ゴーベールのソナチネを合わせて貰いました。こっちは遊び。
イベールは必死になってしまいます。テンポ120が、112くらいにな
ってしまいましたが、それでも必死。瀟洒に演奏できるといいんだけれど。なかなか大変。それにしても、Sさんはこれを歯抜けながら、初見でこのテンポで通して弾いてしまう。ほんとにすごい

ゴーベールは前に演奏した曲だけれど、その再演。でも、吹いてみるといろいろ忘れてる。さらいなおさなきゃ。
1938年作曲されたこソナティネは、1941年に死去したゴーベールの集大成のような曲だと思います。
2楽章は「シューマンへのオマージュ」とタイトルに書かれています。オマージュとは尊敬リスペクト、古くはナイト騎士の礼と言う意味があるそうです。
シューマンはフルート曲を残してくれていないので、私にとって未知の作曲家です。Sさんに聴いたら、

「『蝶々』中の何曲か、これっぽいのがあるよ。」と言うので、ねだって弾いて貰いました。
シューマンってなんだか、解決しない和音の集まりで、唐突に曲調が変化する。なるほど、ゴーベールは特徴を捉えています。おもしろい。今日は発見があって楽しかった。ありがとうSさん。


夢のようなもの

2008-12-13 00:35:45 | Weblog

さざんかの季節ですが、今日も暖かかったですね。

鼻水と、咳と痰がなかなかとれません。咳をしすぎてぼーっとしてしまいます。
納豆を食べていてお箸を落とし、ひらおうとしてかがんだら、納豆の鉢を胸につけてしまい糸を引いた豆が胸にぶら下がり…。なんてことを一人でしています。
フルートを吹いても、タンギングの切れがいま一つも二つも。

カミュのシャンソンとパディヌリを明日は、伴奏あわせ。ピアノのSさんも咳とか。大丈夫かなぁ。

日経を見ていると、2006年をピークにオペラの需要が高まっていたのが、ちょっとかげりがみえているそうです。ポップスなども含めて、CD全般の売り上げも落ちているらしいです。
不景気になると、真っ先に切られるのがこういうジャンルです。

前のバブルの時、起業して、儲けて一頃はベンツに乗っていた友達が、崩壊後、破産して離婚しました。その時友達が、どん底と思われる時期に言っていました。
「どんなになっても、あきらめられないもんがあるんよ。それが無くなったら、生きてるかいがないってものが。夢のようなもの。贅沢やって言われてもあきらめらるわけにはいかないんや。そういうもんは、おいときや。」
彼のあきらめない夢のようなもの、何かしらないけれど、彼は、あれから10年近く、ぷらぷらしたり、仕事をしたり、大もうけはないらしいけれど、なぜか元の家族と住んで、孫を抱いて、いまも元気で楽しそうにやっています。

私のこれだけはあきらめられない。家にいて、高い楽器や、楽譜を買って、コンサートに行ったり、フルートを延々、ああでもない、こうでもないと吹いているだけなんてつまんない時間とお金の使い方なのかもしれない。でも、これがあるから、私は元気に生きていられる。

厳しい不況が、何もかも根こそぎにしないように。
何が無くても、楽しむ方法はあるし、幸福が、奪われるわけではないと思います。人の幸福はみんな違う違うから、みんなの分あります。みんなで幸福になりましょう。きっと不景気なんかどうでもよくなる・・・・かも。