音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

2009-06-22 22:13:29 | 音楽

紫陽花は段々色が変ってくる…と思っていたのですが、この毎日見ている紫陽花はもう1週間以上白いまま。色が変るというのは通説だったのかな?もうちょっと観察する必要があります。これはこれで女王のように美しいですが。

音楽をやっていると、「美」と言うものの本質について、いろいろ考えざるを得ません。
「美」とは何か?美しい音とは?

誰かの演奏を聴いて、これこそ「音楽」「美」だ。と感動したとして、その感動を同じ音楽、同じ楽器で再現しようとしたとしても、中々思うようにはいきません。

感動の中心、何が「美」であるか?ということを、自分に問いかけ、
具現化するためには、アンブシュアは?脊椎は?右足は?左手は?呼吸は?とただただ具現化するための実験を、自分の体を使って繰り返します。
寝てみたり、片足を上げたり、お腹を膨らませたり、へこませたり、あごを上げたり、首を伸ばしたり。

いい演奏というのは、生命力に満ちていたな?とか、楽しんでいるように見えたり。リラックスして見えたり。前向きであったり、じっくりと慈しんで音を味わっていたり、


「美」というのは、具象化したり、再現できる唯一の抽象概念。

と中学の時の美術の先生が教えてくださいましたが、まだまだ、「美」の足元にも及びません。