クリスマスシーズン。ジングルベル、赤鼻のトナカイ、そりすべり。暖かくて、あまり気分ではないですが、街に出るとエンドレスでいろんな店から流れてきます。
この音楽を聴くと、急いで買わなくてはいけないような気がしてきます。
クリスマスの音楽はここ日本では商業とかなり結びついているようにおもえます。
年始をゆとりをもって迎えるために、全ての仕事を年末に終えたいという気分は、この頃の私達日本人の心をかなり占めているような気がします。
恒例のベートヴェンの第九の演奏も、全ての楽器奏者を潤わせ、みんなでゆっくり年始を迎えようということから始まったと聴いています。
各地でクリスマスコンサートも開かれます。
普段仕事の無い人も、仕事を得て少し潤います。浄財の意味もあると思います。
練習時間と、現実の生活に追われてギスギスしがちですが、忙しいときほど、苦しい時ほど、ゆとりを忘れないように、せめて笑顔で過ごしたいと思います。