旧宅の隣家のゴーヤ。領空侵犯。
「すみません。もう少ししたら切りますから。」と言われて。「はい、構いませんから。」と夫は答えたらしい。
「なんで、そこで、『構いませんから実が出来たら下さい。』と言わないかなぁ。」そういう私は根っから大阪のおばちゃんです。自覚はあるのです。
「そう言ったら、お隣さんも悪いことしてるなぁって気まずさから救われるし、一緒にゴーヤの成長を喜べるから、友達になれるやん。」と、勧めましたが、
これもわかっていますが、東京生まれの夫には、死んでも言えません。
今日は父を見る日。まだ、夏休み中の次男を連れて車で実家に。
「おじいちゃん、おんなじことばっかり、言うし。『彼女できたか』って何回も、これってセクハラだよ。」とぼやく次男に、
「うーん。吉本好きでしょ。大阪人なら、吉本みたいに何パターンのボケで返せるか、やってみたら。」とやりとりしたのは、昨夜のこと。
食事の最中、やってきました。父の質問。
「彼女できたんか?」
「え・・・と、5人ほど。」やった!ボケ返し。座布団10枚!しかし、
「親の前じゃ言えんなぁ。」
耳が遠くて父聞こえず・・・撃沈。
「いや、5人ほど。」と負けずに言った次男、あっぱれ!
大阪人としてはベタなボケでしたが、いつもの繰り返しがなかったのは、父に次男とやり取りをした満足があったからじゃないかと思うのです。
お笑いはこういう時こそ、役に立つ。