日曜日は京都山城町にでかけました。家から車で1時間。
名所でも、公園でもありません。
ただ、森があって、清流があるだけです。
でも、私たちには十分!
子どもたちが小さい時から、夏は昆虫採集、クワガタを探し、冬は腐葉土や枯れ木を探しに何度も、何度も通いました。
今もその時のクワガタが生きていて、何年も何世代も。
夫はお世話を続けています。
この杉が2本重なっている景色が好きです。うんと若い頃行った展覧会のフリードリヒの絵。絵を買って長いこと自分の部屋に貼っていました。
不思議とその絵にそっくりなのです。それも、最近気づきました。
次男と夫は、腐った木を覗き込んだり、割ったりして中に幼虫が入っていないか夢中で見ています。
私はそう興味はないので、森を散策します。
そこで見つけたたった一本の梅の木。
たった今、満開になった・・・たぶん。
他には誰もきません。今だけ、私たちだけの森、私たちだけの梅の木。
網膜に、脳に、身体に染み込みました。