音楽の喜び フルートとともに

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車のある生活

2016-03-14 22:06:41 | 日記

ミモザ。土曜日に見事に咲いていたので撮りました。
ただし、ミモザは俗称です。
本来のミモザはオジギソウ属のラテン語で、葉が動くことという意味がミモーズということから、この名がついたそうです。

この木は学術的に言うとマメ科アカシア属のフサアカシアだそうです。
なぜこの木がミモザと呼ばれるようになったのかはわかりませんが、イタリアでは1904年からあるミモザ祭りまであります。
ニューヨークで婦人参政権が与えられたことを記念した国際女性デー3月8日に、働く女性にミモザを送るお祭りです。
こうなったら、俗称の方が本物かもしれない。

車検が通って、無事車を取りに行ってきました。
父が免許を取ったのは56歳になってから。それまでは、車のない生活でした。
駅徒歩7分位、病院、市場、市役所生活に必要な場所は徒歩圏に全部あったし、最後は隣にコンビニが出来て、夜中でも買い物ができました。
なので、車の必要を感じませんでした。
熱が出たりしたら、小学生までおんぶされて病院に行きました。それ以上になったら熱があっても自転車に乗ったりして通院したなぁ。
一駅、二駅位歩くのも、当たり前。

ところが、一度車のある生活をすると、もう今度は、何処へ行くのも車。
電車に乗るのさえ、億劫になってきました。

父ともなれば、車があるから出かけますが、無ければタクシーを使うしかない。
そうなると出かけられたかどうか?

実家に帰るのも、車だと20分から30分で着けますが、徒歩電車バスだと1時間位かかります。
そうなると行き帰りも大変。

車に依存して歩かなくなるのか、車があるから動けるのか?
微妙な感じです。

往復2時間もかけていたら、行く回数は減っていたし、フルートを練習したり、父を見る時間も減っていたことは確かです。

寒い日や、雨の日でも、父を車に乗せてショッピングセンターに連れていけば、そこで安心して散歩もできますが、車がなければ、外出さえ誘い出せないということも。

環境問題いろいろありますが、今は感謝して車を使うことにしましょう。