20日日曜日は、フルート教室恒例の勉強会&交流会でした。
午後1時に牧野の自宅教室に集合。
ピアノ伴奏はSさんにお願いしました。
前半は勉強会。
受講トップバッターは、Sさん。
カルメンからハバネラ。
Sさん。音の間違いもなく、ちゃんと吹けています。特に高音部はすばらしいです。
練習時間も短かったのに、すごい!
この曲は初め旋律を低音域で吹いた後、後半ほとんど同じメロディを中音から高音で演奏します。
前半と後半で、音のテンション、ハリが違ってしまいがちです。
高音の部分のメロディを吹いた後、もう一度低音を吹いてみます。
テンションが違うのに気がついたら、修正して演奏します。
それから、Dmから、Dに転調した時に、そのまま吹いてしまうと、音程が上がってしまいます。
間奏の間に、ピアノの音をよく聞いて演奏すると、正しい音程で吹くことができます。
もちろん、普段にDm Dのスケールをさらうことは大切です。
さてSさん、2度目は1度目よりもっと素晴らしい演奏をしてくれました。すぐに修正できるところもSさんの素晴らしいところです!
次はYさん。
まだ、初めて半年ほどです。
「いとまきまき」と「かえるのうた」をピアノとフルート2本のアレンジで演奏しました。
Yさんはとても耳がよく、トリオは初めてなのに、ハーモニーが綺麗にとれています。
音楽は協力して一つのものを作り上げることが、何よりも大切です。
とっても素晴らしい演奏でした。
ただまだあまり音がでるポイントが曖昧なので音がかすれがちです。私が吹いた後を吹いてもらって少しずつ修正していくと、二度目の演奏は、かすれないでうまく演奏できました。
最後はMさん。
カヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲。
スポーツマンのMさんは、息の量もたっぷり、オペラの曲を豊かな音量で演奏してくれました。
ビブラートもかかって素晴らしかったです。
オペラの曲は、デュミナーク 音の強弱の振れ幅が大きいのが特徴です。
この曲はppから、ffまで出てきます。
小さな音ほど、気を使います。唇も息もコントロールしなくてはいけません。
大きな音は、筋肉を緩めていけば息のスピードが上がり出やすくなります。ただしポイントがずれていて息の量を増やすだけで音量をだそうとすると音が濁ってしまいます。
少し管を外に向けて、いい場所を見つけて吹いてみてください。
軽い力で大きな音が出るポイントがあります。
F#の高音も、豊かで美しい音で演奏できますよ。
さて、Mさんも素晴らしい演奏で終えることができました。
レッスンが終わって、ほっとしたところで、みんなで、お茶とケーキをいただいて歓談。
後半は、持ち寄りの楽譜などで、トリオや、デュオ、アンサンブルをしました。
みんな楽しんでくれたかな?
今年もよろしくお願いいたします。