次男が福山から帰ってきて半月。
あと半月で下宿に戻ると思うと、あれをやっとかないといけません。
甘党男子恒例のお菓子作り。といっても簡単なもの。
「面倒くさい」が口癖の今時男子。
「クレープは?」と言うと「あれ、大変やん。」というレベル。
という私も、手の込んだものは作れません(^^;
冷蔵庫に、ホイップクリームとホットケーキミックスがあったので、ホットケーキを作ることにしました。
「今時、はやりのパンケーキ!」と言うと、
「ホットケーキとどこが違うん?」と息子。
「わかりません。」きっぱりと私。
さて、ホットケーキミックスをボールに入れて混ぜます。
「水を少しずつ入れて加減して。」と他の準備をして、戻ってくると、少なすぎる水を入れてお箸で練っていました。
「いやいや、練ったらあかんし、グルテンがでるし・・・。お水もっと入れてサクッと!」
無事回復。
「泡が出たら、ひっくり返してね~。」
ちょっと形悪いけどできました。
私はホイップクリーム作り。
甘党男子と言えば、R。シュトラウス
作ったバレエ音楽は「泡立ちクリーム」
子どもたちがお菓子を食べ過ぎて寝入ってしまうとお菓子の国にいざなわれるて踊るというお話だそうです。
もちろん、フードカッター!生クリームもできます。
これだけでも、おいしそう!
お砂糖はマスコバド糖。ちょっと茶色くなりますが、精製されていないので、ミネラルが多く、優しい甘さになります。
角が出来て、立ったらできあがり。
メープルシュガー・・・は無いので、はちみつをホットケーキの上に塗り、
置きすぎてちょっとボソボソしだしたリンゴをのせます。
さて、クリームを絞り器に入れて絞ったらできあがり。
これなら、失敗はありません。
「うめ~っ!」と次男。ムフフフこれが聴きたかった。
地味目のホットケーキが、泡立ちクリームのおかげでゴージャス!
シュトラウスの音楽も、キラキラこれでもかっていうほど、とってもゴージャスです。
ところが、この曲は第一次大戦後の食糧不足の時の作曲で、「こんな時に、何事か!」と叱られて、演奏されなかったらしいです。
KY?いやいや、子どもたちからお菓子を取り上げるような時代を作ったことがいけなかったと思います。
世界中の子どもたちが、あたりまえにお菓子が食べられる世の中になりますように。