昨日は枚方市にフルート高木綾子さんとハープ平野花子さんが来られたので聴きに行ってきました。
高木さんは、フルート界のトップスターの一人です。
平野花子さんは枚方市民で大フィルのハーピストです。
フルートとハープと言ったらこれ!という曲
枚方市総合文化芸術センター関西医大ホールで
「デュオリサイタル」
高木さんは、フルート界のトップスターの一人です。
平野花子さんは枚方市民で大フィルのハーピストです。
ほぼ1500席満席。
フルートとハープと言ったらこれ!という曲
ビゼーの「アルルの女」のメヌエット。
美しい演奏です!
ハープとの息もピッタリ。
次はピアソラの「タンゴの歴史」から第1、2楽章のみ演奏されました。
一楽章ボルデルはブエノスアイレスの酒場の喧騒を表現していますが、冒頭書かれていないフェルマータを入れたりして楽しい演奏でした。
二楽章カフェは哀愁漂うスローなタンゴをしっとりと聴かせました。
シューマンのクラリネットとピアノのための「幻想小曲集」op73をフルートとハープに編曲。
1849年シューマンが「もっとも実り豊かな年」と言ったように素晴らしい曲。
「夕べの小品集」とつけようとしていたそうです。
静かな夕べから軽やかに進み、最後には燃えるような展開が待っています。
フォーレの幻想曲ハ長調op79
フォーレはフランスのパリ音楽院の院長をしていました。
その時フルート科の教授だったタファネルが生徒たちの卒業試験のための曲をフォーレに依頼しました。
それに応えたのが、この曲です。
演奏技術や音のコントロールを見るような曲ですが、それを超えた美しさを持つ曲です。
モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」から第二楽章
モーツァルト22歳1778年
パリでド ギーヌ公爵の依頼でハープを弾く娘と演奏するために作曲されました。
オーケストラ無しで、どうするのだろう?と思いましたが、平野さんが抜群のテクニックでオケ部分も違和感なく演奏されて素晴らしかったです。
高木さんとのカデンツァも息があってよかったです。
ドップラーとザマラ「カジルダ幻想曲」
1885年頃 名フルート奏者のフランツ ドップラーと名ハープ奏者のアントニオ ザマラが協力して作曲しました。
元になったザクセン=コーブルク=ゴーダ公エルンスト2世のオペラ「カジルダ」は今日では忘れられてしまいました。
オペラは忘れられてしまいましたが、美しいメロディは二人の名奏者のゴージャスな変奏は超絶技巧。
とっても華麗になめらかに演奏されました。
アンコールはイベールの「間奏曲」
さすがでした!
高木綾子さんのフルートと松岡みやびさんのハープ、ウィーンフィルのモーツァルトフルートとハープのための協奏曲ありました。
2005年愛・地球博 愛知万博の時の演奏です。