音楽の喜び フルートとともに

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凍てつく時は去り

2023-01-26 09:02:00 | 中世
この辺りは雪はほとんど降りませんが、毎年大寒あたりにドカッと降ります。
17時頃から降り出し、18時次男が車で帰宅。
紺のアクアが真っ白。
わからないので字を書いてしまいました。
20時頃夫が旭川出張から帰って来るというので樟葉にお迎え。
飛行機も、電車も遅れ、遅れでしたが、京阪も動いていて助かりました。

「北海道に比べたら全然寒くない。」とか言っちゃってます。
そりゃそうですね。

こちらは慣れてないので、車で行くのも怖かった。

樟葉モールで夕飯。
このだし巻き卵、中に明太子が入っています。

とろろ昆布がのったおでん。

あったまりました!
21:30頃帰宅

アクアに書いた文字が消えていました。

雪の朝 二の字二の字の 下駄のあと
              田捨女

とはいかず、今朝は道路の雪はほぼ消えて、

庭の植栽に残るのみてした。

カルミナ・ブラーナというと、オルフが有名ですが、もともとは10世紀〜13世紀の放浪学生や、修道僧たちによって書かれた世俗歌集です。

バイエルン選帝侯領のベネディクト会ベネディクトボイエルン教会。
1803年ここの図書館の蔵書をミュンヘン宮廷図書館に移すために調査していた時に羊皮紙112枚に書かれた
「カルミナ・ブラーナ」の手写本が発見されました。

300篇の歌が、ラテン語、中高ドイツ語、古代フランス語で書かれていました。

宗教曲は少なく、ほとんど世俗歌で占められていて、時代風俗への批判、自然、愛、宴会、遊び、放浪生活がテーマです。

4分の1にネウマ譜がついています。
こんなの。

グレゴリオ聖歌
ほとんどは譜線のない旋律のない覚書のような図がついていました。

1847年に出版されると評判になりました。

1937年、オルフがこの手写本を元にカンタータを作りました。

「凍てつく時は去り」は、1300年頃の手写本から再演されたものです。