セミナー一目の夜は、山腰まり先生、富久田治彦先生、石橋尚子先生による講師演奏会です。
あまり演奏されない曲を何曲か取り上げて頂きました。
A.フートによるサラバンドとリゴドンはバスフルートとコンサートフルートのデュオです。
アーサー ウィリアム
フートは(1853年ー1937年)
のアメリカ合衆国、第二次ニューイングランド楽派の作曲家です。
近代の作曲家ですが、ロマン派の作風を好み、ヨーロッパの流行に乗ることはありませんでした。
この曲も古風な味わいのある曲でした。
ジュナンの「雨が降る」の主題による幻想曲
山腰先生と石橋先生による、ピッコロとピアノによる演奏でしたが、「雨が降る、羊飼いの娘さん」
という短い童謡の主題によるものです。
曲はかわいいですが、超絶技巧です。
リンドホルムのタンゴファンタジーはフルート2本。
現代の作曲家で、2009年に作曲されました。
インターネットの作曲カタログによると
フルートアンサンブル、ギターとフルートの曲をたくさん書いています。
2008年にフルートソロでサンバファンタジーを書いていますが、それ以上はわかりませんでした。
アンコールはテレマンのカノン風二重奏ですが、ヘインズのゴールドのピッコロ。
世界でも数本しか造られていないそうです。
それが2本!
しかも名手による演奏。
この音を聞けるのはここだけです。
素晴らしい音、演奏でした!
ピッコロという楽器のイメージが変わりました。
やはり生の音、ライブ。
たくさんの素晴らしい生の音を聞けることが、このセミナーの醍醐味です。
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