昨日行った東寺の中庭のアオサギ。
寒そうですが、琵琶湖疎水から引いている水は魚がいるようで、時々水の中の魚をさらって行きます。
今日は冬至。
今夜はゆず湯に入られる方も多いはず。
寒くはなりますが、今晩から徐々に日が長くなって行きます。
マルカントルヌ シャルパンティエ(1643-1704)
宮廷音楽家にはならなかったせいで、詳しいことはわからない作曲家です。
画家になりたくて、若い頃イタリアに留学して、ローマでジヤコモ カッリシミのオラトリオを聞いて、音楽家を目指し、弟子入りしたことがわかっています。
パリのサン=ルイ教会
と1698年からサント シャペル教会
で、500以上の宗教曲を作曲しました。
当時宮廷ではリュリが人気でシャルパンティエは宮廷とは関係を持ちませんでした。
宗教曲に民衆の歌を取り入れています。
「真夜中のミサ」はクリスマスキャロル、民衆が口ずさんできた歌が盛り込まれています。
第1曲キリエ
ノエルから取られたメロディで神よ憐れみ給え キリエ エレイソンと歌います。
使われている〈ノエル〉
ヨゼフは良き妻をめといぬ
マリアは私たちに語った
若き乙女は
第2曲クリステ
テノールの先導で主よ憐れみ給えを歌い第一曲を展開した歌が歌われます。
〈ノエル〉
館の人は
楽しげな羊飼いたちはどこに行くのか
第3曲グロリア
コーラスで始まり、男性独唱とコーラスの掛け合い、後半は女性コーラスが神の栄光をたたえ、アーメンで終わります。
〈ノエル〉
限りもなく望まれる汝
厳かなこう降誕の日は来たれり
クリスマスはやってきて
第4曲クレド
信仰宣言 跳ねるようなリズムのノエルを使っています
処女マリアの登場
冒頭キリエの回帰
キリストの受難、そして復活
〈ノエル〉
管弦楽のみによる演奏「家畜に草を与えよ」
第5曲サンクトゥス ベネディクトゥス
その頃よく知られたノエルを使っています。
〈ノエル〉
おお神よ 我が生命そのもの
第6曲アニュス デイ
平和の讃歌
聖夜の奇跡とクリスマスの到来を祝う曲です。
〈ノエル〉
真夜中に起きて
スペインではバルセロナのサグラダ ファミリアに入って、ステンドグラスから入ってくる光がとても美しかったことを覚えています。
サグラダ・ファミリアも行かれたのですね!