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卒会

2009-03-18 01:25:31 | 子ども
今日は、4月に5年生になる子ども達の卒会のお別れ会。
5年生になるとひとりでもお留守番できるからということらしいですが、アメリカでは、13歳までの子どもを一人で家においておくと、虐待通報されます。
シッターをつけないといけないそうです。ここでの、多くの子どもは、4年生を過ぎると、家で自由にすることを求めます。
私も自分の子どもは5年生になると、お留守番をお願いしていました。買い物とかについてきたがらなくなりましたから。

しかし、個人差があるのは事実ですし、障害のある子どもも一律卒会というのはどうなんでしょう?
彼らのなかの多くは、5年生になったからといって、家で一人で置いておいたり、家族だけで向き合って生活するのは物理的に困難な問題をたくさん抱えています。
3年生になると、多動系の子どもは、スタッフでも、駆け出した子どもを一人で安全に連れ帰るのは難しい時があります。それを親一人で見ようとすると、閉じ込めてしまうしかないんじゃないかと思います。

行政や、NPOに支援を受けるのも、ボランティア頼みで、必要な時に必要な支援をうけるのには、まるで親はコーディネーターのような手腕を発揮しなくてはなりません。親は子どもの世話でぎりぎりの生活をしているような場合、本当に過酷な状況に陥ってしまいます。

「お母さんの、お手伝いしてあげてね。今日は夕ごはんの後、自分のお皿を炊事場まで持って行ってね。」というと、「はい。」と真剣な顔でお返事してくれます。
その後の生活が少しでも楽しいものとなるようにイメージして、働きかけながら、祈るような気持ちで送り出すしかありません。

心を残しながらも、卒会おめでとう。

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