ひろの映画見たまま

映画にワクワク

今年のカンヌ映画祭は幕を閉じた。日本映画は賞なし!

2012-05-31 17:49:10 | 映画
今年のカンヌ映画祭のパルムドール賞は、「白いリボン」のオーストリアのミヒャエル・ハネケ監督作『アムール(原題) / Amour』に決定。日本公開は来春。老夫婦の愛を描いている。(写真)

日本からは、三池崇史監督の最新作『愛と誠』が出品されたが、賞は逃した。

又、日仏合作の『ライク・サムワン・イン・ラブ』や、若松孝二監督の「11・25 自決の日、三島由紀夫と若者たち」も上映された。
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NHK山田洋次が選んだ日本映画100選 喜劇編 夏目雅子の「時代屋の女房」

2012-05-31 15:41:02 | 日本映画
1983年作品

監督の森崎東は、山田洋次より年輩だが、後から入ったので、山田の助監をしていた。

この映画、村松友視の直木賞受賞作の映画化。

東京下町の「時代屋」と名乗る古道具屋に、猫とともにフラットやってきた女が住みつき、また、ふらっと出ていくという話。

時代屋の主人は、35歳独身で、近くの喫茶店や飲み屋に出入りし、そこの客たちとお付き合いしている。

で、1980年代の下町の人情話とでもいおうか。

まあ、この映画の目玉は、夏目雅子、「鬼龍院花子の生涯」で脚光を浴びた翌年の作品。そして2年後に亡くなっている。

当時日活ロマンポルノ全盛期で、この映画にもちょっと片鱗がある。

女の素性を聞かない、でも去られるとさみしい、男の遊び心をくすぐられる作品だ。(ネタバレ)
















ラスト、再び日傘をさして、ヤカンを持って現れた夏目雅子、その美しさにふたたびうっとり。

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