ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「テルマエロマエ」、漫画の映画化なのだが

2012-05-06 16:44:22 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

古代ローマ、ローマ人は風呂好きだった。で、風呂設計士なる職業が。新しい風呂を考えようと、騒々しい風呂場で湯船にひたると、排水溝から吸い込まれ、東京の銭湯へタイムスリップするという奇想天外な物語。

原作は、ヤマザキマリさん。彼女、イタリアに留学、日本でイタリア語の講師をしたことも、イタリア人と結婚、現在カナダに住む。

そんな、イタリアも日本も知り尽くした作家の原作だけに、そのカルチャーギャップの描き方がうまい。

で、それを映画化、イタリアでは、かのチネチッタで、大勢のエキストラを使い、ローマ時代を再現したという、豪華な映画。

最初は、銭湯、次は家庭の風呂、次は現代風風呂屋、そしてバスルームメーカーと、日本の風呂文化に、ローマから行ったり来たりの大騒動。

阿部寛が、素っ裸で右往左往と、コミカルなこと。だが(あとネタバレ)





























後半は、ローマ帝国のお家騒動と日本の温泉をローマに作るという場になって、ちょっと腰砕け。折角の原作もそこまでは生かせなかった。

濃い男優が、イタリア人を演じ一応それなりに演じあげている。中で、阿部ちゃんは、肉体的にも鍛えておりで見劣りしないし、イタリア人が日本へといっても違和感がない。

上戸彩が、女性陣として頑張っている。

コメント
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