今週のAERAで、取り上げられ、村尾国士が、書いている。
ヤン・ヨンヒはすでに、「ディアピョンヤン」、「愛しきソナ」のドキュメントが公開されているが、今回映画「かぞくのくに」が公開されている。
京都では来週公開なので、未見。
で、聞き書きに書かれている事実は、実は映画よりもっと鮮烈で、47歳になるヨンヒの苦難の半生がつづられている。
北朝鮮という、危うい国に翻弄される女性として、それをばねにドキュメントや映画を発表し、時代を代表している。
それにしても、父母は済州島の出身だという。だが、父が金日成に傾倒し、朝鮮総連で活躍し、それから、自らの意思で渡朝した兄たち。
そこから悲劇が、北朝鮮の立ち位置が、危うくなって、それ以後兄たちは帰るに帰れず、逆に妹にスパイを持ちかけたという。
自由社会の育ったヨンヒは、もう北朝鮮には戻れない。
しかし、兄を精神異常に追いやられ、次の兄は離婚。
その辺のことは、さすがドキュメントにはできず、フィクションとして映像化した。
その鮮烈さが女を強くした。
在日という一方のハンデを抱えながら、乗り越えてほしいと願う。
ヤン・ヨンヒはすでに、「ディアピョンヤン」、「愛しきソナ」のドキュメントが公開されているが、今回映画「かぞくのくに」が公開されている。
京都では来週公開なので、未見。
で、聞き書きに書かれている事実は、実は映画よりもっと鮮烈で、47歳になるヨンヒの苦難の半生がつづられている。
北朝鮮という、危うい国に翻弄される女性として、それをばねにドキュメントや映画を発表し、時代を代表している。
それにしても、父母は済州島の出身だという。だが、父が金日成に傾倒し、朝鮮総連で活躍し、それから、自らの意思で渡朝した兄たち。
そこから悲劇が、北朝鮮の立ち位置が、危うくなって、それ以後兄たちは帰るに帰れず、逆に妹にスパイを持ちかけたという。
自由社会の育ったヨンヒは、もう北朝鮮には戻れない。
しかし、兄を精神異常に追いやられ、次の兄は離婚。
その辺のことは、さすがドキュメントにはできず、フィクションとして映像化した。
その鮮烈さが女を強くした。
在日という一方のハンデを抱えながら、乗り越えてほしいと願う。