ひろの映画見たまま

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アメリカ映画「カンパニーメン」、リストラされたサラリーマンの悲哀!

2012-08-09 16:25:25 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

超能力の男たちのバトルが幅を利かせているアメリカ映画。

でも、この映画はまさに地味で、身につまされる物語だ。

総合企業のバリバリの若手販売部長、ポルシェに乗り、瀟洒な郊外の住宅に住むサリーマン憧れの出世頭だ。

だが、例のリーマンショックで、販売不振となり、突然の解雇。

12週間分の補償だけで、ポイ。

最初はやけで遊んでいたが、だんだん貧乏が身について、節約。

求職活動はするが、彼のプライドでは雇ってくれるところはない

結局、妻の兄の所で働くが、これが工務店。きつい重労働だ。

それでも、必死に頑張ろうとする。よき妻の後押しのおかげだ。

一方、会社の共同出資者でもある、重役もリストラ。

結局、CEOだけが高給を取って人員整理に励んでいる。

中には、自殺者も出て、アメリカと言えど、リストラは厳しい。

その、状況をていねいに描き、ベテラン俳優に支えられて身につまされる。

ただ、見る側にとってもつらい映画で、もし、自分がリストラにあっていれば、目をそらしたくなる映画だ。

やっぱりこの手の映画は、パスしたいね。

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